Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

モンスターハンターライズ その2

 FFXI のブログですが何か(1週間ぶり3度目)

 

復帰スルスル詐欺みたいになっていますが.

4/28 に行われたモンスターハンターライズのバージョンアップ(Ver. 2.0)で大型モンスターが4体?追加されたのだが,好きなモンスターが2体も追加されて狂喜乱舞いたしまして.

で,彼らと闘うには「ハンターランク」なるものを上げる,つまり,他のモンスターを狩ってポイントを稼がねばならず,ズルズルと1週間ほどプレイを続けてしまったのだった.まぁそう言う事もある.

私が好きな三大モンスターは,「ナルガクルガ」「クシャルダオラ」「テオ・テスカトル」「フルフル」.モンスター自体も好きだけど曲も好き.最後はネタだけど(笑 分かる人だけ分かれ)

今回追加されたのはクシャルダオラテオ・テスカトル.ナルガとフルフルはバージョンアップ前から居るので,ライズでは早々に,マイフェバリットが揃った事になる.

 

ナルガクルガは MHP2G で追加されたモンスター.「迅竜」と呼ばれるだけあって,他のモンスターと比較にならない素早さが売りだ.飛び掛かりつつジグザグに繰り出される両腕刃の二連撃はあっと言う間に距離を詰めるし,不意を突く尻尾の叩きつけはこちらの距離感を狂わせる.近づきたい時は近づけないのに,距離を取りたい時は離れてくれない.その俊敏さと技のトリッキーさに翻弄されて,P2G時代に相当苦戦させられた思い出だ.怒ると目が赤く輝き残像を伴うようになるし,たぶん3倍速くなる(体感)から慣れないと本当に手が付けられない.もう慣れたけど.

でも,黒い体毛に覆われたしなやかな身体は竜族と言うより猫科のようで,山猫っぽい風貌はよく観察するとカワイイ.頭にダメージを与えて部位破壊をすると目に縦の傷がついて隻眼っぽくなるのは,カッコイイと言うより,威厳を出そうと苦慮しているムリクリ感があってむしろカワイイ.

結果,素早さになれると猫とじゃれてるような気分になる,そう言う意味で闘っていて楽しいモンスターなのだった.咆哮時は「にゃーん」って鳴いて欲しい.

 

クシャルダオラは,世の中的には人気がイマイチらしい.むしろ嫌いなモンスターとしてその名をよく見かける.

クシャルダオラが登場したのは MH2 らしいが,私的には MHP2Gだ.初登場時(たぶん)はよく覚えていて,雪山の頂上で風を纏いつつ悠々と降下してくる姿がカッコよかった.当時は片手剣を使っていたが,「鋼龍」と言う名前のとおりに硬い外皮に攻撃が弾かれまくり,まったく倒せる気がしなくて絶望した事をよく覚えている.どうやって倒したかは忘れた(笑).

クシャルダオラは,MH の世界において「古龍」の一つと呼ばれている.古龍の定義は良く知らないが,竜族のなかでも強大な力を持った,なんだか良く分からない生態の竜を指すと認識している.MH の世界では古龍=天災であり,人が何とかできる存在ではないと考えられている.ハンターにとっても,古龍は「討伐」する相手ではなく「撃退」する相手だ(ったはずだが,そう言えばライズでは普通に倒しているような・・・).

クシャルダオラは,風に纏わる力を持つ.自分の周囲に風の鎧をまとい敵を寄せ付けず,竜巻を起こして敵を翻弄する.設定的には嵐や暴風を呼んだりもするらしい.長く生きる事によって,古龍は人知を超えた力をその身につけたのだろう.

クシャが嫌われる理由はいろいろあるようだが,私的には初見の神々しさと絶望感から,「強くてカッコイイし天災なんだから理不尽でも仕方が無い」的に捉えていて,あまりネガティブな印象はない.MHWorld でも戦ったが(その時もどこかの山頂っぽい所で闘いづらかった気がする),「クシャだなぁ」と思ったくらい.

ライズでは,そんなクシャに手が入れられたっぽく,比較的闘いやすくなっていた.嫌われる理由の一つが「飛ぶばかりで降りてきてくれない(ので,近接武器で闘いづらい)」事だったが,今回は飛行時間が短くなりほとんどが地上戦だ.飛んでもすぐ降りてくるし着地後に一声鳴くモーションを挟むので,むしろ攻撃チャンスに近い.一通り闘ってみたが,理不尽過ぎると思う事は無く,いつもの通りに観察し,考え,対策し,隙を突くパターンで撃破できた.竜巻ブレスを吐くベリオロスと直前に闘っていたので,同種のパターンに対応し易かったのかも知れない.

クシャの怒り状態(?)では自分を中心に多数の竜巻を起こして,かつ,地表を左右に移動させる攻撃を繰り出したり,巨大な竜巻を巻き起こして敵を吸引する攻撃を行ったりする.思わず「うへー」と声が出てしまうような派手な攻撃なのだが,初見でのあの絶望感こそが古龍.個人的には思わず胸が躍った.(遠距離武器と言う事もあって)意外に避けやすかったけど.

あくまで遠距離武器から見ると,以前より随分と闘いやすくなったと言うのがライズの印象だ.また,派手な攻撃が人目を惹き,理不尽なモンスターではなくカッコイイモンスターになっている気もする.これで汚名が挽回できると,クシャ好きにとってはありがたい.

ところで,クシャは曲も良い.モンハンの中では 1番好きだ.曲後半の悲壮的なメロディが絶望感をいや増してくれて,クシャとの闘いを見事に表していると思う.ゲームミュージックには単品でも良い曲が色々あるが,やはりゲーム体験(思い出)と共にあってこそ輝きが増すものだと思わずにいられない.モンハンの名を聞くと,いつも最初にあのフレーズを思い出す.

 

テオ・テスカトルも,クシャと同じく MH2 で参戦したらしく,私にとっては MHP2G が初対戦.こうやって改めて並べてみると,基本的に MHP2G の思い出が強烈過ぎるのかも知れない(笑)

テオは「炎王龍」と呼ばれる古龍の一つで,見た目は羽の生えた赤いライオン風の,「王」と名付けられるだけあって威厳のある風体をしている.その動きも,攻撃の出が早くて力を溜めるようなモーションが無いので,こちらを軽くあしらっているかのような余裕のある印象を与える.猫パンチすらカッコイイ.テオの曲はその威風堂々とした雰囲気を表した優雅な曲で,テンポの速い他のボス曲と一線を画している点が好みだ.

テオは古龍であり,炎を操る.炎の代名詞だけあって溶岩の上を歩くなんて当たり前だし,身体の周囲には常時火の粉のようなモノが舞っている.遠くから見るとなかなか綺麗だ(笑).設定は良く知らないが,彼は火薬状の粉塵を自在にする.粉塵を周囲にばら撒いて発火,爆発させることによって敵を灰燼に帰す.テオ=爆弾と言ってもいい.XX の頃は,自分を中心にして円形に爆発を起こすパターンが遠近2パターンあった気がするが,今回はかなりパターンが増えていた(元々もっとあったかも知れないが憶えてない 笑).駆け寄りながら粉塵をばらまき一直線に爆発させたり,顔の前で爆発させたり,口から粉塵を吐いてビーム状に爆発させたり,などなど.元々ブレス自体は吐いたが,とうとうビームも放てるようになったのかと感動した(笑)

クシャは自分を中心とした大竜巻「ダイソン」(笑 正式名知らず.驚くべき吸引力)が必殺技?だったが,テオは自分を中心とした大爆発「スーパーノヴァ」を繰り出す.スーパーノヴァ.相手は死ぬ.的な威力だった気がするが,今回はモーションが長い(し,遠距離武器な)ので,今のところ巻き込まれずに済んでいる.ちょっと巻き込まれてみたい気もする.

今回のテオはとにかく爆発しまくるので,「派手になったなー」と言う印象だ.王と言うより爆弾魔に近づいた感(笑)

 

ハンターランク(HR)は Ver. 2.0 になって解放された.1.x の段階で(1.x の)ラスボスを倒していれば,2.0 になった段階で HR は 8 になる.その後,クエストをクリアするたびにポイントが加算され,HR が徐々に上がっていく.HR 20,30,40 になったタイミングで Ver. 2.0 で追加されたボスモンスターが1体ずつ解放された.追加モンスターは4体(たぶん)だが,残り1体はバージョン 2.0 になった段階で解放済みになっていた(ので,解放条件は良く分からない).入手できるポイントはクエストとその難度によって変わるが,未クリアの低ランククエストなどもボチボチと潰しながら進めた事もあり,結局 30 クエストくらいはプレイしたかも知れない.1週間かかる訳だ.

HR 40 で解放されたテオ・テスカトルを撃破したので,取り合えずこの状態でいったん置いておこうと思う(暇な時間にチマチマと進めるかもしれないけど).次のバージョン 3.0 は 5月末らしいので,それまでは基本的に待ちだ.なお,次はエンディングが追加されるらしい.

 

ちなみに,ライズにも「マカ錬金」と言うガチャ要素がある.マカ錬金では,敵から入手した素材を基に,ランダムな性能を持った「護石」を生産する.どのような性能(スキル,スロット)が付くのかは確率なので,自分が欲しい護石を手に入れたい場合は高レベルのクエストを周回することになる.素材毎に設けられたポイントを消費して護石を生産するため,高レベルクエストの方が効率良く護石を回せるからだ.

私は,そう言うガチャ要素は「まぁいいかなー」と思う派なので,早々に「これでいいか」と見切りをつけている.相当スゴイ性能のモノを手に入れるには数十憶分の1の確率でアタリを引かなければならないと聞くと,とたんにやる気が無くなる(笑) 取り合えず「防御」が付いていればいいか,的な妥協で今のところ不自由はない.

この執着心の無さは MMORPG 向きではないなと思っているのだが,FF11 は制限や難易度が緩和されていて,この点でつくづく助かったと思わずにいられない.高難易度バトルの低確率ドロップアイテムをトリガーとしてクエストをクリアしなければならない・・・みたいな展開は超苦手なのだ.と言うか,アイテムを手に入れる段階で力尽きて先に進めなくなる.

我ながら,面倒な性格をしているなぁと思わずにいられない(苦笑)