Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

プロマシアミッション5-1「鍔音やむことなく」その2

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またイベントかーい,と思うのだった.

 

しかも長いので分割.

ミルドリオン枢機卿を探すようサンドリア大聖堂から依頼されていたイケメンエルヴァーン ルーヴランスは,大聖堂以外からも多くの依頼を受けていたのだった.その依頼元の一つシドを訪れた一行は,30 年前の調査隊が探していた「魔晶石」がタブナジアの聖遺物「洗礼の箱」から生み出されていた事実を知る.そして,「洗礼の箱」がナグモラーダによって奪われたことも.

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南雲氏を追ってソ・ジャに至る.

あーあの丸い部屋はエレベーターホールなんだろうなぁ.それが2つあるって事はきっと複雑な構造をした迷宮なんだろうなぁと,この段階で嘆息する(笑)

だいたいディアボロスが悪い.

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奥へ進むと「中央塔」と同じような敵が闊歩していた.

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取り合えず適当に道を進みスノール族が居る部屋で戦闘をしていたら,奥に扉があることに気がつく.

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ここ.

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気付いたものは仕方が無いと扉を調べたら,ゲートキーパーが現れた.

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それほど強くない.ちな,Lv65シ.

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扉を調べると奥へ進む事ができ,

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予想通りエレベーターホールが待っていた.

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色々な RPG ゲームをプレイした経験上,こう言った入り口に近いエレベーターはだいたい行き止まりなので,取り敢えず分岐を潰すために奥まで進んでみることにした.

お,トンベリが居る. 

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何層かを下って広間に辿り着く.

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うはw

どこがゴールか分からないが,エレベータを使ってアッチへ行ったりコッチへ行ったりしなければならないんだろうなと,先が思いやられる.

ちなみにスクショを撮り忘れたが,入り口近くの小部屋には落とし穴っぽいものがあり,落とし穴を落ちる⇒戻る⇒別の穴を探す⇒落ちる⇒戻る・・・と気が遠くなるほどのトライ&エラーを繰り返す必要がありそうだった.悪夢かな.

だいたいディアボロスが悪い.

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エレベータを降りた先は一本道で,奥には扉があった.

ソ・ジャは紫色(=闇)なイメージだったが,ここはなぜだか白色(=光)に満ちている.

どうせカギがかかっているんだろうと思って調べると,意外にも奥へ進めるらしい.

んー何の罠だろうと思いつつ先へ進むと,

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正解なんかーい.

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初めて見る「母なるクリスタル」の威光に驚嘆する一行だったが(全員初めてなんだっけ?),

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何かに集中していた風のプリッシュが言葉を漏らす.

プ「聞こえないか?」「あの歌,俺たちを呼んでいる声・・・ クリスタルから聞こえる声・・・」

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それはかそけき声なのだろう,

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プリッシュはもっとよく聴こうとクリスタルに近づき耳をそばだてる.

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と,そこへ

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「少年」が現れる.

だが,なぜこんなにもタイミング良く?

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臨戦態勢の一行を気にすることなくクリスタルの許へ向かう少年だったが,

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そこにもう一人の役者が現れる.

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ナグモラーダ.

彼が手にしているものには見覚えがある.あれは「フォミュナ水道」の奥で発見した「箱」.

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プ「てめぇ,この箱泥棒! 洗礼の箱を奪いやがって・・・!」

あの時は何なのか分からなかったが,これこそが「洗礼の箱」なのだった.

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彼は「洗礼の箱」の「本来の役目」を知っていた.

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そして,プリッシュが持つアミュレットの事も.

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ナグモラーダは言う.

アミュレット,すなわち「絆の証」は,ジラートの王がクリューの民の心を読むために作ったのだと.他人と共鳴する能力「心の言葉」を「虚ろなる闇」によって失ったジラート人が,クリュー人と呼ばれるようになったのだとも.

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南「そのアミュレットは闇を封じ,それを身につけた者は,自ら見たもの,聞いたものすべてを王へと伝える」

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ジラートの王子からアミュレットを授かった「少年」は,それを冒険者に渡した.

アミュレットを通じて「変わり果てた世界」の道案内をさせるために.母なるクリスタルへと辿り着けるように.

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プ「そうか,だから俺も・・・」

(だから俺も・・・何だろう? 普通に考えれば・・・「だから俺も心を読まれていたのか?」か.

では誰に? もちろんそれは彼女にアミュレットを与えた人物.

ミルドリオン枢機卿

・・・そんな事があるのだろうか? 最も信頼を置いていた人物がプリッシュの心を読もうとしていたなどと言う事が)

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第4の母なるクリスタルに辿り着くまでに,冒険者は時間を使い過ぎた.

だから,と南雲氏は言う.

南「私は,おまえが誰か思い出すことができたよ」

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南「そうだな,セルテウスよ?」

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古代人の?輝かしい時代を終わらせた者.時代の裏切り者と呼ばれた者.

クリューを,ジラートを,神々を,母なるクリスタルを裏切る者.

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南雲氏は少年セルテウスに問う.

南「おまえに尋ねたいことはただひとつ.おまえがいかにして,その『虚ろなる闇』を操る力を手に入れたのかということ」

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南「神都アル・タユの消滅に巻き込まれながら,おまえだけが生き残ったは その力のおかげだろう?」

ディアボロスによれば,神都アル・タユにおいてセルテウスは男神プロマシアと世界の終わりを賭けて戦った.そして,『世界の終わりに来る者』と共に果てたはずの彼が生きていた事にディアボロスはこう驚いた.「虚ろなる闇に食われたのではないか.最後の戦いに敗れたのではないか」と.

本来の彼はもうおらず,闇に食われ闇に堕した少年がここに居る,と言う事だろうか.闇の力を手にしたその先兵として,母なるクリスタルを,世界を闇に包もうとしているのだと.

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問いかけに一切答えないセルテウスに南雲氏は痺れを切らす.

南「では,無理にでもこじあけさせてもらうぞ!」「その虚ろなる心の内を!」

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南雲氏の言葉と共に現れたのは,いつぞやの黒服たち.

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彼らの矛先は

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冒険者一行にもおよぶ.

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だが,少年の許へ一目散に駆け出したプリッシュは,

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黒服を(飛び蹴りでw)なぎ倒し,

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少年を助ける.

痛そう(笑)

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だが,身の危険を感じたセルテウスは「闇」を召喚せざるを得ない.

プ「だめだ!」

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彼が操る「虚ろなる闇」は,

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真っ直ぐに南雲氏へ襲い掛かり,

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だが「箱」が輝きを放った瞬間,

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「闇」が「石」へと変わるのだった.

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南「ははは! この箱・・・『暁の瞳」は,虚ろを進化させ魔晶石と変える!」「そのようなことも忘れたか,セルテウス!?」

暁.闇を封じる女神の力.「箱」から魔晶石が生じたのではなく,「箱」が「闇」を魔晶石に転じていたと言う事か.ならば,「闇の王」が復活せんとしていた北の地で「魔晶石」が採れるのも道理.だが,「進化」させるとはどう言う意味なのだろう.

一つが分かると一つ以上の謎が生じる悪循環.頭の中のグチャグチャだ(笑)

(三国ミッションでは獣人拠点の奥で魔晶石を見た.破壊されたクリスタルライン様の遺跡に生じたそれは,三国の母なるクリスタルが既に闇に染まりつつあった事を意味していたのかもしれない.クリスタルを訪れる際に見た闇の世界「プロミヴォン」がその証左ではないか)

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攻撃の隙を突かれたセルテウスは黒服に捕縛されてしまう.

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王手.

そう思われた刹那,

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プ「返すぜ!」

そう言ってプリッシュはアミュレットを,プリッシュの「闇」を封じていたアミュレットを冒険者に渡す.

彼女は何かの覚悟を決めたのだった. 

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プ「おい,おまえ! いくら思っても駄目だ!」「俺に教えろ! おまえの言うべき言葉を,歌うべき歌を!」

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その叫びを聞いたセルテウスは静かに目を閉じ,

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彼の「心の言葉」を聞き届けたプリッシュは,静かに歌い出す.

プリッシュはやはり人の心が読めるのか? だが,人との共鳴能力「心の言葉」は「闇」に包まれることで力を失うはず.にも関わらず,アミュレットを失った=闇の封印が解かれたプリッシュは,なぜ少年と共鳴できるのだろう.・・・いや,違う.そうか,そもそもプリッシュは特異な力を持っているのだ.男神とすら共鳴するほどの共鳴能力を)

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歌が響き,

歌がクリスタルと共鳴し,

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歌の力が空間に満ちる.

ああ,その歌は・・・

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南「まさか,ヤツは私の問いに答えているのか?」「ただ,私がヤツの言葉を聞けないだけで・・・」

 

クリューの生き残りであるナグモラーダは,この時に至り,ようやく己の過ちに気がつく.

 

続く.