プロマシアミッション5-2「願わくば闇よ」
正解ルートを引き当てるのも善し悪しだな,と思うのだった.
今回は悪しの方.
聖遺物「洗礼の箱」を奪い去ったナグモラーダを追って再びソ・ジャを訪れる冒険者たちだったが,母なるクリスタルを前に少年も現れ,こうして役者が揃うのだった.ナグモラーダの口からは,少年セルテウスが「時代の裏切り者」と呼ばれた者であること,共鳴能力「心の言葉」を失ったジラート人=クリュー人の心を読むためにアミュレットが作られたことが明かされる.「闇」を「魔晶石」へ転換する聖遺物を前にして窮地に陥るセルテウスだったが,その心と共鳴したプリッシュにより辺りは「神の歌」に満たされ,そして・・・
「母なるクリスタル」に
セルテウスが手を差し伸べると,
淡い光に満たされたこの空間に,黒いモヤが吹き出でる.
ああこれは・・・と思った瞬間,
誰かの夢がフラッシュバックする.
それはナグモラーダが見る夢だった.
巫女「心の言葉を失いし2人の子,右セルテウス,左ナグモラーダを連れてまいりました」
少年と南雲氏は,イヴノイルを通じて知り合ったのか.
二人は孤児のような立場だったのだろうか.
イヴノイルは,心の言葉を失っても「クリューの都」で不自由なく暮らせること,ジラート人たちがその「病」の原因を突き止め元の世界に戻そうとしていることを優しい口調で説く.
巫女「心の言葉が聞こえずとも,私たちを信じてくださいね」
彼女の優しさは恐れの裏返しなのだろう.人と人とが分かり合えない事によって生まれる猜疑心と言うものを,それがもたらすものを,彼女は恐れているのだった.
(その彼女もこの時点でクリュー人を疑っているのだから,ジラートとクリューの確執は避けられない運命だったのだろう)
場面が変わる.
ここはディアボロスが現れたあの場所か.
セルテウスを見てトン・ベリは言う.
老「とうとう人から生ける神が生まれたというのか・・・」
(生ける神ってどう言う意味なんだろう.イヴノイルに選ばれるほどの何らかの能力を持っていると言う事だろうか)
この時のセルテウスは饒舌だった.
セ「楽園のビジョンを見れば,俺たちもジラートの人々が目指しているものを理解することができるはず!」
楽園を知ることによってジラート人の心が分かる.分かり合えれば争いは終わる.
その三段論法をクリュー人に分からせようと彼は必死だった.彼は明星の巫女の言葉に素直に従い,彼女が恐れた事を避けようとしているように見えた.そして,彼が必死になる程に,それが上手くいっていないであろうことも.
こんなばかげた争いと彼は言う.既にジラートとクリューは争いを始めているのだった.
熱く語る少年に,返すトン・ベリの言葉は冷たい.
老「もう遅いのだ,セルテウス.・・・私たちは,もう,堕ちている・・・.私たちの心は,けがれてしまっている」
(・・・トン・ベリの言う事は難しすぎる)
場面は変わり・・・
ジラートとクリューの戦いは,もう戻れない場所へ辿り着いているのだった.
巫女「殺しあい,騙しあい,疑いあい,私たちは同じ人だというのに理解しあえない」
そう嘆くイブノイルにナグモラーダは言う.「すべては霊獣のせい」だと.ジラートの王に楽園の扉を開かせるために,霊獣がクリュー人をそそのかしているのだと.
ナグモラーダはイヴノイルをこそ信じているのだった.
(報われない恋っぽいなぁ・・・)
だが,うなだれた風の彼女が言う.
巫女「それは私が,あなたの信頼を裏切ったとしても・・・?」
巫女「あなただけではない,私はジラートの人々を裏切ろうとしている.なぜなら私は・・・」
(あの緑色をしたクリスタルはいったい何なのだろう・・・?)
場面が暗転し,
あの場所へ至る.
遠い意識の向こうからは,
仲間たちの
声が聞こえていた.
プロミヴォン・ヴァズ.
第4の母なるクリスタルが見る,絶望の夢.
プリッシュから返されたアミュレットは以前より輝きが減ったらしい.
「虚ろなる闇」に触れ汚され,闇を封印する力が衰えたのだろうか.
プリッシュの「病」を抑える特効薬と思っていたが,南雲氏が言う「人の心を読む道具」が本当ならば,こんなアミュレットなどプロミヴォンへ捨てておきたい気分にもなる.だが,これが無いとセルテウスに会うための手掛かりを失いかねない.不快感を我慢しつつ,鞄の奥にしまっておく事にした.
相変わらず良く分からない生き物(抜け殻?)が闊歩していて,
光球を見つけては倒し,
現れた「底なしの渦」を伝って奥へと進む.
プロミヴォン・ヴァズではこれまでより敵のレベルが上がったらしく,Lv65シでギリギリ絡まれるようになった.
面倒くさい(笑)
これまでより1層(1ワープ)多いような違和感を一瞬感じたが,気にすることなく順調に奥までワープして,
いつもの建物を見つける
これでボス戦か,イベントが長かったなと思って中に飛び込むと,
イベントが発生し,
追い出された(笑)
は?
意味が分からなかったので何かヒントがあるかと周囲を探索していたら,先ほどのイベントで見た景色を見つける.
扉?をチェックするとゲートキーパーが現れ,
奥にある謎のオブジェへ近づくと,
テンゼン殿が現れた.
あー,そう言うことか.つまり最初の「声」は「探し出して・・・」と言うメッセージだったのね.ウルミア嬢が「助けて」と言ってた事を完全にスルーしてた(笑)
他のメンバーもどこかに居るらしく,合流したテンゼン殿と探す事になった.
と言う事で,「逆行の渦」を使ってマップを戻る事になった.
ぐぬぬぬ.
ゲートキーパーを倒し,
仲間を見つけ,
ゲートキーパーを倒し,
仲間を見つける.
結局,いったん最下層の4層目まで行って2層目まで戻った(笑) ぐぞー.
ウルミア嬢曰く,一緒に「闇」に飲まれたらしいプリッシュは「この恐ろしい世界の奥の方」にいるらしい.つまり,再度4層目まで行かねばならない.
なにこれ悪夢かな.
続く.