Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

プロマシアミッション6-2「ゐぬる場所」

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「世界の終わりに来る者」が生まれ落ちる「定めの地」で,彼女とまみえるのだった.

 

霊獣フェンリルの話は,プリッシュが「世界の終わりに来る者」である事を決定的に裏付けるもののように思えた.男神の復活や霊獣との戦いを避ける道を追い求めてきたテンゼンたちは,残された時間に追い立てられるようにしてプリッシュ討伐を決断する.だが,プリッシュと共に長き時を過ごしてきたウルミアにとって,その結論は受け入れ難いものなのだった.

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酒場から駆け出したウルミア嬢を追いかけ,ル・ルデの庭に至るとイベント.

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一時の感情に取り乱してしまった嬢だったが,持ち前の冷静さを取り戻して状況を理解する.

嬢「霊獣ディアボロスの言うとおりだわ.世界と人,両方とも助けるなんてできないのね」

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ディアボロスもミルドリオン枢機卿も,プリッシュが「世界の終わりに来る者」だと知っていたのでは・・・と,彼女はこれまでの事を振り返る.

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嬢「でも・・・」

何か気にかかることがあるのだろう.ウルミア嬢は,プリッシュのアミュレットが盗まれた時のことを明かしてくれた.

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プリッシュは,アミュレットが盗まれるその瞬間,ミルドリオン枢機卿の気配を感じていた.

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枢機卿はアミュレット「絆の証」を通してプリッシュの事を見守っていたが,あの時,「ずっとずっと帰りを待っていた,ずっとずっと昔の友達が帰ってきたから」,どうしてもアミュレットが必要になったらしい.

枢機卿はアミュレットを奪う瞬間,心の中で謝っていたと言う.

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ミルドリオン枢機卿が犯人だった事を知り,ウルミア嬢は落胆する.

枢機卿はジュノに居るのではないか.枢機卿プリッシュたちがタブナジアから来たことを知っていたのではないか.なにより,タブナジアに居る事を知りながら 20 年間も放置していたのではないか.

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だが,プリッシュはウルミア嬢の言葉を否定する.

プ「いや,そうじゃない.ミルドリオン様は,俺に託したんだ」

嬢「託した・・・? なにを・・・?」

(言い争っているように見えた二人は,こんなことを話していたのか)

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嬢「あの時,プリッシュが言いかけたこと,あれはいったいなんだったのでしょう」

例えプリッシュが「世界の終わりに来る者」だとしても,ミルドリオン枢機卿に「託された」何かがあるのならば,それが糸口になるのかも知れない.

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世界と人の両方を救う事はできないと理性で知りつつも,それでもなおプリッシュを犠牲にしたくない.ウルミア嬢は枢機卿が託した何かに賭けたいのだった.

嬢「やっぱり私,最後まで諦めたくありません」「ヴァナ・ディール,そして人.そのどちらも救われる.私は,そんな世界を歌いたい」

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光の戦士たる冒険者ならば,彼女の背中を押す以外の選択肢は無い.

嬢「ありがとう」

力を得た彼女は,まずはジュノに居るはずのミルドリオン枢機卿を探すのだった.

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大公宮へ向かうとウォルフガングと鉢合わせた.

彼はなんとか引き延ばすよう工作していたようだが,真龍の王バハムートととの戦いの時は迫っているらしい.

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だが,その戦いを前して,指揮官エシャンタールもナグモラーダも行方が分からないと言う.

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「まさかお前たちの差し金では?」と詰め寄るウォルフガングだったが,そうではないと否定する冒険者にアッサリと引き下がる.

彼は,彼にとっての「大きな宝物」を守るために必死なのだった.そして,同じ志を持つであろう冒険者を心から信じるのだった.

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そこに伝令がやってくる.

どうやらタルトリオが飛空艇を持ち出したらしい.二人の行方は分からないが,彼女らに付き従っていた 3大王ならばその行方を知っているのかもしれない.

トリオは「定めの地」へと向かったという.

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ところで,侍のレベルが 70 になったので前回あたりから Lv65獣 に着替えた.

 久しぶりなのでアレコレ見直していたら,ジョブアビリティに「しょうしゅう」と言う見慣れないコマンドがあった.

と,さも今まで無かったかのような口振りだが,Lv23 で習得するアビリティらしい.説明メッセージに「壺の中身を消費しないで獣を呼び出す」とある.「壺」と聞いて FF5 を思い出したので,そのうち「とらえる」を覚えてモンスターを捕まえられるようになるのではと思い,このコマンドは放置していた.が,Lv65 になっても「とらえる」を覚えることは無かった(笑)

この機会にネットで調べたら,「しょうしゅう」は「汁を消費せずに汁ペットを呼び出すことができる」アビリティらしい.Oh... FFXI の獣使いは「壺」の中からモンスターを出し入れするのではなく,「壺」の中にある「汁」を使ってモンスターを呼び出す(おびき出す)らしい.なるほどね.

(なぜかクマのプーさ〇が脳裏に浮かぶ.彼なら余裕でおびき出されるだろう)

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「汁」と聞いてジュノ上層の「花屋(と言うか雑貨屋)」を思い出し,やってきた.

が,ここで販売している「汁」はすべて Lv99~ 向けのモノばかり.

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ならばと競売へやってきたが,Lv65 近辺の(と言うか,Lv99より下の)「汁」は軒並み在庫がない.Oh...

と言う事で,しばらく競売に通う日々が続きそうなのだった.下手すると Lv99 まで「汁ペット」なるものを拝むことは無いかもしれない.

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タルトリオを追い,タブナジアへやって来た.

「定めの地」はフェンリルの記憶の中で明示されていたので,そこへ向かう.具体的には,ウルミア嬢がよく歌を歌いに向かったミザレオ海岸の高台だ.

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あれ? 無茶苦茶晴れてる・・・.

タブナジアで天気の良い日は初めてな気がする.バハムートが現れてからのタブナジアしか知らないが,かの霊獣が悪天候の原因と勝手に思っていた.空の覇者たる龍王がジュノとの戦いのためにタブナジアを離れた影響で,快晴を迎えられたのかもしれない.

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「汁ペット」が気になって,でも手に入らない事を悔やんで,その辺りに居た羊を引き連れてきた(笑)

ミザレオ海岸の高台に出る扉をいつもの通り調べたら,

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トラップ.

スクショを見て思ったが,この浮遊砲台?はエルドナーシュ戦で無茶苦茶面倒だった敵だ.3体が同時に現れたが,あの時のようにスリプガが有効かも知れない.でもケモナーなので殴るしかない.

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強い.

クピピ殿がプロテス・シェルを詠唱している間にガンガンと HP を削られて死にそう.なかなか回復してくれなくて正直焦った.ここで敵に会うことを知っていれば,先に周辺の敵とバトルして,予めプロシェルをかけておけたのだが・・・

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電磁界.

範囲ダメージ+吹き飛ばし.後からログを見て気がついたが,3体は同時に同じ技を繰り出しているようだ.範囲 x3 は強烈で,PT の HP が一気に削られていく.と言うか周囲が狭くて全員有無を言わさずダメージを喰らってしまう.場所が悪すぎる.

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エレクトロチャージ(電撃)やリアクティブアーマー(反撃効果)など,地味ながらイヤラシイ攻撃を繰り出す浮遊砲台.

レベル差がありすぎて,羊の攻撃がまったく当たらず悲しい.こう言う時に「汁ペット」なんだろうなぁと漠然と思いつつ戦闘を続ける.

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最後は片手斧の WS で締め.

派手さは無いが地道な攻撃で追い詰められていく感があり,結構怖い相手だった.着実に任務を遂行する殺戮マシーン的イメージ.スリプガがあれば楽勝なのかも知れない.エルドナーシュ戦と違って効かないかも知れないけど.

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(なるほど,ジラート人の護衛のために浮遊砲台が扉に居たのか)

高台に向かうと,そこにはエシャンタールの姿があった.彼女が 1 万年前にフェンリルに願った「定めの地」.彼女がこの時この場所に現れた理由は明らかだった.

 

続く.