Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

皇国のその後

ややこしい話が大量に舞い込んでくるのだった。

 

皇国に平和が戻っても、傭兵会社に平和はもたらされない。

一方的に課した借金の多さに冒険者が逃げ出したのではないかと、ナジャ社長はその捜索に躍起になっていた。

そんな事とは露知らず、社畜がいつも通り定時30分前に出社すると、

シャッチョー「今までどこほっつき歩いてた!」

シャッチョー「このスットコドッコイ!」

シャッチョー「恩知らず!!」

シャッチョー「アホ面!!!」

と、いきなり罵倒された。

泣いた。

(一方的な)怒りが冷めやらぬ社長の言によれば、どうやら皇宮からお声が掛かったらしい。

聖皇の恩に報いたい社長としては、要請には速急に応じたいのだろう。その心中を慮って、さっさと皇宮へ向かう事にした。

借金の返済は給与からの天引きで賄うらしい。

これまでの経験的には 9割9分 を天引きされているっぽいから(笑)、黄金貨 98,000 枚を返済するには、手取りとしては 980 枚ほど稼げばよいのではなかろうか。ホントか?

アトルガン戦績で考えると1,000 ポイントで黄金貨 1 枚だから、980,000 ポイント稼げば良いことになる。手元の戦績を数えると 10,000 ポイント弱だから残り 970,000ポイント。ミッションを進めつつだがリアル半年でそのくらい稼いだはずで、残り 50 年くらいミミズを倒し続ければ返済できる計算だ(笑)

地獄か。

聖皇謁見前に正装???へと着替えつつ、戴冠式の惨劇(笑)を避けるため頭装備の表示を消すことにした。

が、設定が見当たらない。前世の記憶的にはできた気がしたのだが・・・、モンハンと混同したのかなんなのか。また痴呆を発症したかな。

ネットで調べたら「/displayhead」コマンドで表示を On/Off できた。

UI を実装するのはコストがかかるから、テキストコマンドで実装されたのだろう。

皇宮では錚々たる面々が待っていたが・・・ありし日を思えば寂しい。

それにしても、ラウバーンはあれ以来一言も発していない。あの戦いは互いにやるべきことをやったのだから(そうでなければリシュフィーもアミナフも浮かばれない)、謝罪が欲しいとは特段思っていない。ただ・・・、なんというか、獲物を喰らう刻を虎視眈々と狙っているような、狩るモノの視線を感じて落ち着かない。まあそう言う立場だから仕方がないけれども。

聖皇としての凛とした姿で、ナシュメラは呼び出しの理由を語り出す。

それは機関巨人に関する話のようだった。

ガッサドの調査によれば、機関巨人内部に開いた「アストラルゲート」が不安定になっているようだ。

少しずつ歪みを広げるゲートの様態は、「向こう側」から「こちら側」への正体不明なエネルギーの干渉を意味していた。そして、そのエネルギーの正体はおそらくアレキサンダーだろう、と言う。

ナイズル島とハザルム試験場に開いたゲート。

このままゲートの歪みが広がればこの二つが互いに干渉し、

聖皇「最悪、あの日起こったことを わらわたちは、再び目にすることになるでしょう」

それを避けるための思い切った決断を聖皇は下していた。

聖皇「危険な方法ではありますが 機関巨人を修復し、再起動させます」 

ガッ「依り代として不完全な状態であることが前提だ」「こちら側から干渉し、向こう側からの干渉を相殺する・・・ いや、この場合は押し返すが正しいだろうか」

うん。・・・うん?? 続く次の一言に、嫌な予感をぬぐえない。

ガッ「簡単にいえば、あの日の再現に近い」

確かにあの日、擱座した機関巨人からアレキサンダーは還った。だが、それは丞相が自らを犠牲にすることによって成った奇跡では無かったか。

(勘違いかも知れないけれど、)かつてハザルム試験場で行われた合成獣の研究は、アストラルゲートの存在と関係していたと言う。その合成獣の血を内に流す丞相だったからこそゲートに干渉してあの奇跡を成しえたと、例えば言えないだろうか。サンプル数1の奇跡を基に立てられた計画を、いったいどこまで信じられるのか。彼の自信はどこから来るのか。

そもそもガッサドは、当初から傀儡師兼錬金術師として事に当たってきた。その実力は人工魔笛を、900年前の鉄巨人アルザダールを超える機関巨人を実現するほどではあったが・・・、彼がこの事態を実験の最適な機会と考えていない保証はない。これまでを見れば、彼の行動のすべては己の好奇心にあり、目的のために手段を選ばず、そこに平和をもたらさんと言う政治的な意図は微塵も感じられない。なにせ、双人形の復活のために黙って王冠を溶かすような人物だ。

この計画は・・・大丈夫なのだろうか。

その懸念を感じ取ったのか、ガッサドは冒険者を必要とする意図を語る。

ガッ「お前には再起動後の機関巨人停止の任に ついてほしいのだ」

つまり、やばくなった場合の安全装置。だが、そこに丞相と言う要素がない現状、果たしてあの日の再現は可能なのだろうか。

ガッ「歪を完全に塞ぐことはできない。だが、蓋をすることぐらいならできる」

蓋。・・・モノは言いようだったが、その蓋は固く閉じられることは無く、もぐら叩きの如くこの営みを何度も繰り返すことになるのではないかと気にかかる。延々と繰り返される反復運動、永久機関

蓋と言えば、ハザルム試験場に施された魔法陣こそがそれにあたるのではないか。この計画を進めるのならば太古の魔法陣の再現をこそ本命とすべきで、その一時しのぎとしての仮初めの「蓋」をすべきではなかろうか。

色々と思うところはあったが、しかし、まずは喫緊の危機に対処することが先決だった。

戴冠式での取り決めに従えば、機関巨人の扱いについてアルタナ四国の承諾を得る必要がある。傭兵であり冒険者である主人公に、ナシュメラは各国の要人詣でを勅命する。

聖皇「各国の要人に伝えてもらえますか・・・?」

 

冒険者に、すべて・・・まかせるがよい!

渡された「ガッサドの書状」を手に、まずはジュノへ向かう事になった。

アストラルゲートはルザフと繋がるための唯一の道だ。このクエストがルザフとアフマウに何かをもたらしてくれれば良いのだが・・・。

 

それ以外に、皇宮ではフェイス取得クエストが発生した(発生順は逆だったけど)。

「御付き」が居ないためか、アフマウは少し砕けた口調で冒険者に話かける。

それは他愛のない近況報告ではあったが、

マウ「ただ、ときどき 失敗してしまうこともあって・・・」

皇宮で一人政務に励む聖皇としての弱音の吐露でもあった。

マウ「つい、こう思ってしまいます。『あなたと一緒に、もっと冒険を続けていれば』と」

んーちょっとまずい方向かな?と心配したが、彼女たちの考えは意外にも前向きだった。

アヴ「ふぇいすノたいけんが、なしゅめらじしんノ やくニたつカモナー

メネ「フェイスが体験したことを、ナシュメラが知る術は、いまのところ ないようだがな・・・」

マウ「そのようなことは奇跡が起きないと 無理だということですが・・・」

日々の政務に励みつつも、足りないところはフェイスの経験で補う。

フェイスとの記憶の共有は実現されていないため、それはまだ実効的取り組みとは言えず、将来へ希望を託した取り組みではあった。だが、その心意気や良し。

マウ「あなたは アトルガンに奇跡を起こしてくれた。だから、あなたにはわらわのフェイスを託したい」

 

冒険者に、すべて・・・まかせるがよい!

ナシュメラは、フェイスを冒険に連れ出し鍛えることを望んでいた。

かつて燃え盛る炎のなかから彼女を救い出した兵士の強さ。弱き者を助けるその真っ直ぐな強さを、彼女は身につけたいと考えているのだった。

(クエストやっといて良かったw)

このようにして、彼女の思いを知り彼女と心を一つにすることで

フェイスの魔法は成功した。

アヴ「すえながク、おシアワセニー」

アヴゼンのしょーもないボケに頬を染めるフェイス・アフマウ。

すこしドギマギした。

こうして、「フェイス:ナシュメラ」を習得した!

 

ネタバレしそうだったので近づかずに居た、ワラーラ寺院へやっていた。

気になって気になって仕方がなく、この件だけは痴呆の脳でもくっきり憶えていた(白目)

と言いながら子細を忘れた(笑) 仮面をつけた「賊」が寺院奥の「封魔殿」と押し入ったらしい。

アフマウ失踪時のイベントのとおり、

そこにある魔笛が目的なことは明らかだった。

駆けつけたアフマウはその場の光景に絶句する。

マウ「あの光は・・・? まさか・・・!?」

仮面の賊は魔笛から「エネルギー」を吸い取っているように見えたが、それは彼女のお気に召さなかったらしい。

賊「チカラ・・・足りヌ・・・」「こノ・・・ジダイでハ・・・無理ナノカ・・・?」

どうやら魔笛のエネルギーでは「足りない」らしい。寺院の魔笛はオリジナルのはずだが、「この時代では・・・」と言う台詞を見るに将来の魔笛は十分なエネルギーをもたらすのだろうか。ガッサドやそれに連なる未来の技術者が、より高出力の魔笛を成すのかも知れない。いや、賊が言う魔笛はナイズル島にある人工魔笛を指しているのかも知れない。

賊「失わレタ・・・ チカラデ・・・」「この・・・仮面・・・ヲ・・・」

意味深な台詞を呟いた賊は、次の瞬間身体を二つに折り「ググ・・・!」と呻くと、いつもの黒い霧に包まれ転移を図る。

ここで逃せば、また足取りが掴めなくなる。

とっさに駆け出す冒険者だったが、

カゲローが現れ助太刀し、

テンゼンが現れ柄に手をかける。

ゴザル「皆、伏せるでござる!」

鳳凰丸での一薙ぎが

賊をとらえ、

転移を阻む。

ゴザル「あの男・・・無の使者の居場所を吐けば、命だけは取らぬでおこう!」

刃を向けたテンゼンは、無の使者が奪ったはずの「フェニックスの力」を賊の中に感じ取る。

ゴザル「なんと、おぬしが フェニックスの力を持っているのか・・・?」

こうしてフェニックスの力は鳳凰丸に還ったが、しかし、その力のほとんどは母なるクリスタルへ戻っており、鳳凰丸はかつての力を取り戻すには至らなかったようだった。

突然の武人の登場に驚くアフマウ。賊にやられた不滅隊のうめき声。

混乱する現場の一瞬を突かれ、

賊は姿を消す。

ゴザル「あの者の追跡は、クノイチに任せるでござる」

この場はまず怪我人の介抱を優先することにし、のちほど茶屋で落ち合うことにした。

 

三者の登場に誰も気が付くことなく。

道化「へえ~、あれが無の使者ってやつ」「舞台の役者として使えそうな気がする」

奇天烈な姿をしたそのモノはしばし思案したのち、いずこかへ姿を消した。

 

茶屋でのござるはいつものござるだった。

いきなり「アルザダール海底遺跡群へ向かおう」と言う彼の意図が分からず困ったが、

どうやらあの後にナシュメラと言葉を交わし、賊の狙いが「アトルガンに古くから存在する『大いなるもの』に関係する力」だと推察したらしい。

無の使者は鳳凰丸に宿るフェニックスの力を求め、セイレーンを使役して行く手を阻んだ。彼はそこに、召喚獣=アストラル界に住まう大いなるものと賊との関連性に気が付いたのだった。

ゴザル「(無の使者どもは)アトルガンにいる おおいなるものを支配しようと しているのやもしれぬ」

彼の見立てによれば、無の使者の目的は、おおいなるものを支配して未来のみならずこの時代も闇に包むことにあった。

その傍証として、中の国では新たな闇の渦が生まれたらしい。

ならば、おおいなるものを追うことで無の使者の足取りが掴める。

ゴザル「ナシュメラ殿いわく、あの遺跡群は、古くからアトルガンに存在する、ある大いなるもの所縁の地とか」

このような背景で、彼は「アルザダール海底遺跡群へ向かおう」と言ったのだった。

彼は言いたい事をまくしたてると「一足先に ナシュメラ殿は向かっているはずでござる」と言い置いて、一人さっさと駆け出すのだった。

冒険者を置いて。

 

ワラーラ寺院では他にもイベントが発生した。

メネジン曰く、「近頃、ナシュメラの 様子がおかしい」らしい。

いつもどおり政務に励んではいるが書庫に籠る機会が増え、といって勉強をしているかと思えば「少々熱心過ぎる様子」と言う。

聖皇の自覚が勤勉さをもたらしているのならば、善哉善哉、冒険者としては特に気にならなかったが、

彼ら?の調査によれば、ナシュメラは「戦神の御守」を手に入れようと行動しているらしい。

戦神の御守、と言われても何が何やら分からない。

二人?に問うと、それは第一級の「皇国の禁制品」と言う。所持していれば厳罰どころの騒ぎではないらしく、仮にそれを聖皇自らが所望しているのだとしたら、おそらく皇国を揺るがす大問題になり得る話のようだった。

なぜナシュメラがそのような「禁制品」を求めるのか。書物にあたった双人形によれば、それは「美しい文様が織り込まれた一品」らしい。

メネ「・・・冠をたたえたイルカの紋。そして冥路の騎士が象られた・・・」

アヴ「『いふらまど』ノもんようニ 『おーでぃん』ダ!」

メネ「・・・もとより、そう簡単に忘れられるとは 思っていなかったがな」

丞相も妹の想いに気が付いていたのか・・・。自ら考え動けるようになった自立人形たちは、主であり友人の想いを叶えたいようだった。

メネ「我々にできるのは こうしてお前に頼むことだけなのだ」「どうか、ナシュメラのために 戦神の御守 を捜してきてはくれないだろうか?」

丞相から、いや、シスコン兄の願いならば・・・、

 

冒険者にすべて・・・、まかせるがよい!

彼らの調査に拠れば、ナシュモに居ると言う美術品の修繕業者を訪ねるのが良さそうだった。

ただし、「禁制品」に関わる話なので、皇国関係者と知られると雲隠れされる可能性はありそうだ。

アトルガンミッションを終えることで、様々なクエストが発生した(星唄を含む一部は、終了を待たずに発生していたかも知れないけれど)。

 

ルザフとアフマウの今後が気になるのだが、プロマシアのように後日談的なクエストはあるのだろうか。アレキサンダーにまつわるアストラルゲート関連のクエストが本命と思っていたが、イフラマド王国に繋がる御禁制品の話も気になる。

何から手を付けて良いのか分からないが、リハビリがてら、ぼちぼち話を進めたい。