Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

アルタナミッション2「はじまりの刻」その3/学者取得クエスト「魔道大典グリモア」

美しい!と再認するのだった。

 

バタリア丘陵〔S〕の探索の続き。

「来た道を少し戻れば エルディーム古墳に軍の秘密基地がある」と言われたので「秘密基地」を探す事にした。「秘密基地」と言う響きが戦地に似つかわしくなく、場違いな気がして面白い。小学生か。

近場にマーキングされた「Door」(古墳入り口の扉)から調査する。

扉を開けて中に踊り込むと、

いつもの古墳、

いつもの敵だった。

「秘密基地」と言うぐらいだから、入り口周辺は敵を配置して偽装しているのかも?と思い、

更に奥へ進み、

途中から面倒になってMGS魔法を使った(笑)

で、結局は行き止まりだった。

次の入り口。

ハズレ臭がハンパなかったが(笑)、

意外なことに入り口付近に敵が居らず、

あれ? もしかして正解かも?? と思い始めた頃、

やっぱり敵が居た。

MGS魔法で更に奥地へ進み、

ボム地帯を横目で見ながら「自爆したら大変なことになりそうだなー」と思って

更に奥へ進んだら、黒魔っぽいタルタルが両手棍を構えていた。

・・・え?

MGS魔法を「みやぶる」アレは NM だったらしい。

MGS魔法が剥がされた瞬間に周囲のボムたちに袋叩きに遭い、最後にはアレのクエイクでトドメを刺された。ヒドイ。

さすがにNMが配置された「秘密基地」は無いだろう・・・と思い、最後の?古墳の調査に向かう。

結局、最初に訪れた古墳に戻ってきていた(笑)

一瞬悩んだ自分が恨めしい。勘が鈍い。愚鈍。ヒドイ。

入り口にあったワープ本をチェックして恐る恐る奥へ進むと、

緑ネームの NPC が居た。

ここが正解だったんかーい。

番兵っぽいガルカに話しかけると軍への入隊を斡旋された。

そう言えば、検問所でそんなことを言われていた。

どこの軍隊なのか教えてほしいな・・・と思いつつ首を縦に振ると、「バストゥークの第四共和軍団」再編成中で新兵を募っていると言う。

そして、手渡した紹介状を「百人隊長アーデルブレヒト」に渡すよう指示された。

番兵「正式な入隊には 適性試験を受ける必要があるが兵力は どこも不足している。心配には及ぶまい」

と、なんとなく不穏な事を言われた。そーゆー重要な事は最初に言って欲しい。

話の順番が逆なんだなーと思いつつ紹介状を眺めていると、

番兵「ここから バストゥークの主府までは ちょっとばかし長い旅路になる」「獣人には気をつけるんだな。場合によっては遠回りするのも戦術のひとつだぜ」

と更に追い打ちをかけられた。百人隊長はバスに居るんかーーい。

徒歩でバスへ向かうことに暗鬱としていたが、その事に気づいたのか

番兵「でも、もしも 見つかったら・・・必死で逃げろ! そいつが最後まで生き残る賢い兵の条件だ。 おっと、お偉方には内緒だぞ」

と慰め?られた。話の順番はおかしいけれど根は良い人らしく、その言葉は素直に受け取っておいた。

古墳は相変わらず古墳のままだった。

複雑な分岐が多いこの地形ならば敵を攪乱することも容易く、確かに「秘密基地」に向いている気がしないでもなかった。

調査のために少し奥へ進むと人が居り、「シュルツ流軍学」が云々と声をかけられた。

軍学? もしかして??

興味をそそられ話しかけると、彼女はアーリーン、「希望者に軍学を教えている軍学者」だと言う。

アーリーン「え、軍学とはなにかって? そうね・・・戦争で勝利するために 用兵や戦術について研究する学問ってとこかしら」

さっそく軍学について講釈を始めたアーリーンは

アーリーン「門下生は、各国で軍師として採用されているわ」

とちょっとしたドヤ顔で「シュルツ流」軍学を説明してくれた。

シュルツ流は「古の戦術魔導書『グリモア』を研究し、大胆に魔法を戦術に組み入れた最新の戦術体系が売り」だと言う。

特に、「白のグリモア」と「黒のグリモア」の魔導書をその時々の戦局に応じて使い分けるところが肝らしい。

何が何やらむつかしい話に目を白黒させていると、

ウルブレヒト「おやおや、にぎやかなこと」

と、別の軍学者がやってきた。

ウルブレヒト「初めまして。ボクはバストゥーク共和国軍で 参謀長を務めているウルブレヒトだ」

ウルブレヒト「ふふふ。君は・・グリモアに興味津々とみえる」

どこからか冒険者の様子を見ていたらしい参謀長は、

ウルブレヒト「・・・ただね。熱意や意欲だけで習得できるほど グリモアを利用する魔道戦術は簡単じゃない。残念だが、君には・・・」

と、冒険者に対して随分とネガティブな事を言い始める。

アーリーン「ウルブレヒト、つまらないウソはやめなさい」「『学ぶ意思ある者に 門出決して閉ざすべからず・・・』 それがシュルツ流軍学の鉄則でしょ?」

そう窘めるアーリーンの言葉が届いたのか届かなかったのか、ウルブレヒトは黙ってその場を後にする。

アーリーン「ごめんなさいね。軍学者には変わり者が多いのよ」

言い訳じみたことを言うアーリーンは、シュルツ流の鉄則を体現すべく「あなたにも、学ぶチャンスをあげるわ」と冒険者に提案する。

ただ、続く言葉はどうにも歯切れが悪い。

アーリーン「その、グリモアは貴重な書なの。だから、その・・・ちょっと条件が・・・」「あ、えと お金が欲しいわけじゃないの。その・・・」

言いづらそうにしているアーリーンを見かねたのか、

ウルブレヒト「ベラム! ベラムが足りないんだ!」「そうだな、12枚もあれば足りると思う」

少し離れた場所から大声で参謀長が言う。

言う事だけ言うと「それじゃあ、よろしく」と言い残してウルブレヒトは奥へ下がっていった。

アーリーン「ウルブレヒト!」

そう声を上げるアーリーンだったが、ウルブレヒトの言葉は否定しない。彼の指摘が的を射ていたと言う事だろう。彼女の望みを叶えるべく、いずれべラムを調達する事にした。

(ところでメッセージの末尾には唐突に「オーク帝国軍の何某がエルディーム古墳の攻略を開始しました」と書かれていた。その意味は後で理解することになる)

アーリーンの傍に「軍学」の販売所があった。

属性を持ったスリップダメージを与える「計」と、属性を操作する「陣」があるらしい。敵の属性に合わせて「陣」を張り、「計」でダメージを与えていく感じだろうか。

・・・大変じゃね?(笑)

更に奥へ向かうと「地図」の切れ端を見つけた。

3つに分かれているらしく更なる調査が必要だった。

・・・のだが、なんだかとんでもない所に出くわしてしまい凍り付く。

NWオークたちが集結し、あるいは何体かが隊列を組んで別の場所に移動し、を繰り返していた。ツェルーン鉱山を蹂躙し尽くした「カメトレイン」の思い出が前世の記憶から蘇り、あの時の恐怖心が身を震わせる。

幸いなことにオークたちは冒険者に目もくれない。オーク軍が「攻略を開始しました」と言っていたから、まだ準備中なのだろう。つまり、いつ攻撃を始めてもおかしくはないとも言えた。

とてもではないが奥地の調査は進められない。

仕方がないので「集結地」の手前をウロウロしていたら、たまたま見つけた謎の炎から「強い魔力」を感じ、

気が付くと地上に居た。

オークたちのあの姿を見てもう一度「秘密基地」に戻る気にはならず、

そのままロランベリー方面へ向かう事にした。

徒歩でバスへ向かうには「ジャグナー森林」方面から「バルクルム砂丘」を経由していく道と、「ロランベリー高地」から「パシュハウ沼」を経由していく道があった。いずれも「コンシュタット高地」に合流することになり、「南北グスタベルグ」を経て「バストゥーク」へ至る事になる。

ジャグナーかロランベリーか選択を迷ったが、ロランベリー経由の方が道のりは短い。番兵の「遠回りするのも戦術のひとつだぜ」と言う言葉が一瞬脳裏を過ぎるが、問題があればワープ本で戻るつもりだった。

ロランベリー耕地〔S〕。

相変わらず「〔S〕」が付いても地図自体は「元の世界」と変わらないように見えた。

(日記を書いていて思ったが、ロランベリー北部からジュノ、あるいはソロムグ原野へ行けるかどうか確認すべきだった。バスへ急ぐあまり見落としていた)

ここも城壁と砲撃跡がそこかしこに見られた。

ロランベリー耕地と言えばイモムシだが(個人の感想です)、ここに居るイモムシは「とてとて++」だった。普通?の敵に紛れて強い敵が紛れ込んでいることがママあり、相変わらず気が抜けない。

ロランベリー耕地と言えばロランベリー畑だが、たわわに実るロランベリーどころか栽培地にはロの字も無かった。

近くに砲撃跡があることから、類焼を免れなかったのかも知れない。悲しい。

ロランベリー南部に至るとクゥダフの姿が見られるようになった。拠点が近づいたからだろう。

巨大な弩が据えられていたが、これはバス製なのだろうか、クゥダフ製なのだろうか。いずれにせよ、ここも明らかな戦地なのだった。

パシュハウ沼に至る手前。

検問所の向こうに立ち昇る煙はベドーのモノだろうか。バスのモノだろうか。

パシュハウ沼〔S〕。

地形自体は変わっていないように見えるが、ワープクリスタルとワープ本が見える(スクショでは若干見づらいが、画面中央右下にクリスタル、右下端のベドー入り口に本がある)。

気のせいか、元の世界に比べて景色が色鮮やかな気がする。

あるいは、月の明かりがそう見せているのか。

本拠地が近いだけあって沼にはあちこちにカメが闊歩していた。

このカメは重装甲に身を包んでいて見るからに硬い。甲羅の上に着込んだ厚手の鎧には思わず目を疑った。

新種のモンスター、ナメクジが居た。

様々な体液を四方八方に飛び散らせる戦いぶりに辟易した。

うぇぇええええ。

途中、池の脇に見知らぬ構造物を見る。

え? カメはここまで進出しているのか。「元の世界」よりもカメの勢力圏は広いのかも知れない。

ウロウロしていたら日が昇った。

気のせいかも知れないが、「元の世界」より景色の解像度が上がっているような気がする。シナリオを重ねる毎にテクスチャなどの一部が刷新されているのかも知れない(メタ発言)。

・・・お分かりいただけただろうか。

ヘッドバット」をラーニングした! うぇぇえええぃぃいい。

「追加効果:スタン」が結構良い感じ。MPコストも低い。青魔法スキルを上げるために無闇に「花粉」を唱えていたけれど(白目)、これからは「ヘッドバット」を常用しよう。

風景が綺麗だったので、パシュハウ沼名物?の池にやってきた。

残念ながら生憎の天気だったが、ここはいつ来ても良い。和む。

モルボルが居たので「臭い息」のラーニングを試みたが、当然覚えなかった(白目)

新種のモンスター、ペイストが居た。

ヘビっぽいしトカゲっぽいしムカデっぽいし、なんだか良く判らないモンスターだった。

ワープクリスタルと思われた場所には、ゲートクリスタルが置かれていた。

なぜ、ゲートクリスタル?? 

ゲートクリスタルはコンシュタット高地にある「岩」に据えられていたはずだ。もしそれがここへ移動したのだとすると・・・「岩」に何らかの異変があったのだろうか?

あるいは、(時間の流れ的には)かつてここにゲートクリスタルがあり、何らの理由で将来的に消失あるいは移動したのだろうか。

ゼプウェル島やエルシモ島にもゲートクリスタルは存在しているから、「母なるクリスタル」とゲートクリスタルは直結しない。ただ、何らかのクリスタルの力が介在していることは確かであり、唐突に、しかも獣人拠点の傍にゲートクリスタルが存在する事には強い違和感、あるいは強い危機感を感じざるを得ない。

クリスタルの傍にはチョコボ屋が居た。これで移動が楽になる・・・と思ったら利用できないらしい。

意味が解らず何回か聞くうちに、「連合軍の兵士だけ」に解放されていることに気付く。戦時なため軍に接収されたと言うことだろう。

それにしても晴れのパシュハウ沼は美しい。

FF11の景色は地平線まで見渡せるこの広大さが好い。何度も書いた気がするけど。澄んだ空気を胸一杯に吸い込みたい。

感傷に浸っていたら日が暮れてきた(笑)

慌てて「ベドー」入り口に向かう。

さすがに拠点の入り口だけあって1ランク上の敵が徘徊していた。

敵の目をくぐり、目的のワープ本に辿り着く。

これで休息ができる。

少し気になったのでベドーに潜入してみた。

日が暮れてしまい子細が把握できない。

浮かびあがるシルエットは「元の世界」に比べて禍々しさが強まっているように感じられ、奥地に踏み込むことを躊躇わせた。

いずれ本拠地に踏み込むのだろうと思い、道を戻る。

今日の冒険はここまでだった。