Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

アルタナミッション2「はじまりの刻」その14

散々だ・・・と嘆くのだった。

 

〔S〕の世界で議長が企てる反乱を未然に防ぐためにウェライとグンパが大量の武器を隠していると言う噂話を確かめる件の続き。

あのウェライと青年?グンパが反乱に加担するとは思えない。ならば噂話が嘘であることを暴けばよい。青年パグダコの記憶に頼り、グロウベルグで彼らが何をしていたのかを確かめる事にした。

(本筋とは関係はないが、青年グンパは少年グンパの転生前だろう。少年グンパは水晶大戦の年に転生している。つまり青年グンパはこの物語のどこかで・・・?)

日を改めたのでカンパニエOpsを進めた。

今回は「軍需品運搬」だ。

補給担当官ではなく直接検問所へ向かえば良いらしい。

まず北グスタ〔S〕へ向かったのだけれど、やはり検問所に人は居ない。

あれ・・・やはり北グスタ〔S〕では兵員輸送や軍需品運搬などができないってことなのかな・・・。

(と思っていたが日記を書いていて気付いた。以前に別の場所で補充兵を見かけたことがある。検問所は別にあるのではないか? 今度確認しよう)

最近入り浸っている(笑)グロウベルグ〔S〕へ移動して「補給物資」を受け取り、

何事もなく

物資を納品して任務を終えた。

で、ついでなのでカンパニエバトルにも参加した。

前回はバトルに構えてアレやコレやとヤキモキしたけれど、本来はこのくらい気軽に参加するものなのかも知れないなーと思った。今度からそうしよう。

今回はあっさりとバトルが終了する。

参加時間は短かったモノの、宝箱からはアイテムをゲットできた。ラッキー!

さて、グロウベルグの調査なのだけれど・・・

地道に進めるしかない。

最初に訪れた広場はヒポグリフが生息していた。

ヒポグリフと言えばリヴェーヌ岩塊群を思い出す。あそこも緑が豊かでかつ高所(何しろ空に浮かんでいる)だった。ヒポグリフはこのような土地を好むのかも知れない。

何を食べてるのか判らないけど。冒険者を襲ってきたから、肉食系な事は確かだろう。

以外にすばしこく広範に移動するので、気が付くと絡まれていることがあった。

下りなので見通しは良いが気が抜けない。

広場の北には滝があり、

その下流にチェックポイントを見つけた。

うーーーーーーーーーんーーーーーー、川の中でウェライとグンパが水浴びをしている姿を思い浮かべたが、きっと関係ないに違いない(笑 誰得だ)

どうしても困ったらあとで来よう。何しろ川を下ると戻れない。

(と当時は思っていたが、その後はこの事をすっかり忘れてた 笑)

細い谷間を抜けると、

そこは噂に聞く、

妖精の住まう沢だった。

麓にいる妖精から「契約が云々」と言われていたのでそれっぽい妖精に話しかけると、

妖精を蹂躙せんとする敵を討伐する「復讐代行の契約」を結んで欲しいと言われた。

えぇぇえええええもっとメルヘンチックなモノを想像していたのに、なんて血生臭い・・・(笑)

復讐を代行することで特定の武器を強化してくれるらしい。

そのリストの中には前回のカンパニエバトルの報酬品が含まれていたのだけれど・・・競売に出しちゃったんだよね(笑) たしか Lv70ぐらいの装備品だったので、Lv75キャップ時代のエンドコンテンツの一つなのかも知れない。

ちょっと残念だなーと思いながら沢を散策する。

ここにはチェックポイントが3カ所ほどと謎の紫の石(右奥)があったのだけれど、どれも反応は無い。

ウェライとグンパが復讐代行に勤しんでいた可能性も考えたが、そうではないようだった。

沢の傍には隠し通路があり、

その奥には石碑があった。

アイアンハートはスポンサーの要請でこの地の調査に訪れ、落石による負傷ののちに妖精と出会ったらしい。
彼はスポンサーに不適と報告したらしいが、その返答に反してあの砲塔トーチカが建造されたようだ。

妖精の里的なものをイメージしていたが、意外にも妖精の姿は少ない。

各地の「敵」により数を減じているのだろうか。バタリア丘陵〔S〕で無駄な殺生をしてしまった事に胸が痛い。妖精には触らない事を改めて心に決めた。

さらに調査を進めると、

奇妙な形の岩が目立つようになった。

角のような形がニョッキリと生える様はタケノコのようにも見えるが、近づいて確認してもただの岩に見える。表面の模様もタケノコらしく見え、長年をかけて地面から生えてきたのではないかと錯覚する。

この辺りはワイバーンの生息地らしい。

Lv80青 から見て「つよ」。ヒポグリフと同様に高山を住処にしているようだ。

「レイディアントブレス」。

ブレス自体のダメージも大きいが「静寂」も付与する点がかなり厄介な技だ。ヒーラーが喰らうと回復が間に合わない。

スクショに撮りそこなってしまったが、「ドレッドシュリーク」なる範囲麻痺技は高い確率で行動を阻害した。

他にも「ディスペルウィンド」でプロシェルを剥がしたりと、ここに住むワイバーンはリヴェーヌ岩礁群のソレと比較してかなり厄介な敵のようだった。

広場を繋ぐ細い谷間に居座られると戦わざるを得なく、何度も訪れる危機に辟易した。

更に奥へと進む。

タケノコ岩の一つにチェックポイントがあるも、特に何も起こらない。

ちなみに、グロウベルクには洞窟が多い。7~8カ所はあったのではないか。ただし、どこも奥深くには続いておらず、感覚的にはわずか10~20m程度の深さしかない。

グロウベルグは良質の鉱石(だったかクリスタルだったか)を産出するらしく、クゥダフと領有権を争っていると仄聞した。鉱脈のアタリを付けるために様々な場所に穴を掘った、その名残なのではないかと想像している。

グロウベルグの最西端と思われる場所に至ると、

遠くに「岩」の姿が見えた。

あれは「デムの岩」。〔S〕の世界ではたどり着けないコンシュタット高地がそこにあった。

道を戻り南下、

渓流を下って

グロウベルグで最も広い広場を探索する。

そこでは扉の閉ざされた山小屋(展望哨?)や、

獣人が設置したらしい良く判らないモノが発見されるも、

何も起こらない。

3つ目の滝を下り、

以前訪れた展望哨へ辿り着く。

登山に警鐘を鳴らすあのガルカについて尋ねると、

男「何年も前、この展望哨にガルカの兵士が駐屯してたって話を聞いたことがあるな」「・・・もしかして、あんたが会った兵士は そいつの幽霊なんじゃ・・・」

と怖いことを言われた。

あのガルカは死してなお、危険を知らせるためにこの世を彷徨っているのだろうか。

未探索の土地をだいたい調査し終えて、

とうとう北グスタ〔S〕に辿り着いてしまった。

えぇぇえええええ・・・ウェライとグンパは何処なのよ・・・。

もう一度グロウベルグを調査する気力は無く、トボトボと楽器屋へ向かったらイベント。

男「なるほど、グロウベルグか。あの山には洞窟がいくつもあるから、武器の隠し場所には事欠かないな」「お前は現地に行って、実際に武器があるかどうか 確かめてきてくれ」

と指示された。

あぁぁぁあああああああ、そうかなるほど、彼はアトルガンで言うところのナジャ社長なのだから、ホウレンソウが必要なのか。

しまった、こちらを先に訪れてからグロウベルグへ向かうべきだったのか。

いったん「任務」の報告に向かった。

単純に検問所から拠点へ向かっただけなのに、意外にも報酬の戦績は多い。慣れたグロウベルグならばささっと行けるのだから、何を依頼されるのか判らない物資調達よりもリスクは低く、結構良い任務かも知れない。

またグロウベルグに向かう事になったので、追加の「任務」を請け負う事にした。

今回は「拠点防壁改装」。

「工事現場を監督せよ」の指示がイマイチ解らないが、とりあえずグロウベルグへと向かった。

調査自体は済ませているので、(漏れが無ければ)2カ所の洞窟が候補だった。

北から数えて1つ目の渓流の下流にある洞窟と、2つ目の渓流の上流にある洞窟だ(説明が難しい)。

とりあえずワープ本に近い1つ目の洞窟を目指す。

この辺りに入り口があり、

奥へ進むと

イベント。

不自然に盛り上がった地面の下から、大量の武器が発見される。

ウェライ「そこで何をしている」「その武器に触れるな!」

背後から忍び寄ったウェライたちに声を掛けられ、思わず声が出そうになった。

(ウェライは「その武器」と言っている。武器の存在を知っていると言うことだ。噂通りに彼は反乱に加担しているのだろうか・・・?)

後を付けていたのはウェライたちだけではないらしい。

兵士「何てことだ。密告が本当だったとは・・・」

さらにその背後から憲兵隊が現れる。

兵士「内乱罪の嫌疑で、あなた方を逮捕させてもらう。おとなしくご同行願おう」

ウェライ「さっぱり話が見えんが・・・これはいったい、何の真似だ?」

ウェライは恍けているのだろうか。だが、ここに「武器」がある事だけは確かだ。

兵士「これほど大量の武器を隠し持っているとあっては もはや弁解の余地はない。話は首府で聞こう」

ウェライは観念したのだろうか。動ずる素振りも見せずに彼は溜息とともに言葉を吐き出す。

ウェライ「・・・ここは黙って 従ったほうがよさそうだな」

唐突な展開にただウェライたちの背中を見送ることしかできない。

彼らの嫌疑を晴らすための調査だったはずが、彼らの内乱の確実な証拠に辿り着いてしまった、その事に動ぜずには居られなかった。

ただ、去り際に憲兵が言った一言がどうにも気にかかる。

兵士「情報提供者だそうだな。話は聞いている。ご苦労だった」

冒険者に心当たりはない。誰かが情報を提供して憲兵をここへ誘ったのだ。ウェライの反応を見るに、彼らは誰かに嵌められたのかも知れない。もしかしたら噂話そのものも・・・。

いくつかの疑念が釜首をもたげ、冒険者を疑心暗鬼にさせた。

重い気分で「拠点防壁改装」に向かうと、戦闘の真っただ中だった。

先にカンパニエバトルの決着を付けたかったけれど、どうやっても「アライドタグ」を発行してもらえず、まずは「改装」を行うことにした。

のだが、何をして良いのか判らない(笑)

リスト上のクリスタルを「指示」すると、ある者は駆け出したり、あるものはその場で合成?を始めたり、して、

それを入れ代わり立ち代わり行っていた。

え? なにこれ?? どうすれば良いの???

と思っている内に「改装」は終わり、拠点兵からは「指示ミスが多すぎて職人が困惑しているぞ。現場監督を交代してほしいそうだ」と厳しい評価を下された。

えぇぇえぇええええええ何をすれば良いのか最後まで判らなかったんですけど・・・。せめてヒントぐらい欲しい・・・。ヒドイ。

その口惜しさをカメにぶつけようとしたのだけれど(笑)

以前と同じ「深紅の鎧」部隊のはずなのに、

気が付くとカメたちに押され、

死んでしまった・・・。

よく見れば知らないカメが紛れ込んでいる。以前のように強いボスたちが攻めてきたのかもしれない。

うぇぇええええええ踏んだり蹴ったりだ・・・。

報告に戻ると隊長からは「残念だよ」の一言を貰った。1戦績の報酬すら貰えず、軍隊の厳しさを身をもって知る。

拠点の改装に失敗したら被害が拡大する恐れがあるのだから、当然と言えば当然の措置だろうけれど・・・。素人に現場監督をさせるのが間違っている!などと大声で言えないところが一兵卒の辛い所か。

ホウレンソウすべく、落ち込んだ気分でトボトボと楽器屋へ向かうと、

男「おい、大変なことになったぞ!!」

顔を真っ青にした男に出迎えられた。

男「ベ、ベ、ベルナー軍務大臣が・・・ 大工房で暗殺されたらしい・・・!」

は? え??

その予想していなかった一言で、暗い気分が一気に吹き飛んでしまう。

内乱の噂話。ウェライの捕縛。大臣の暗殺。

・・・いったい何が起こっているの? ・・・何が起きようとしているの??

 

(続く)