Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

踊り子AFクエスト3「復活のステージ」その2/その他

少女の笑顔が戻るのだった。

 

ちょっと泣けた。

日を改め「勝負の日」がやってきた。

バレリ「やぁ、みなさん。お待たせしました!」

満面の笑顔でやってきたバレリアーノとその一座だったが、

ライラ「ああ、待ったよ。もう10年もね」

バレリ「えっ?」

ライラの鬼気迫る雰囲気に面食らう。

ライラ「今日はあんたに 私を一座に入れなかったことを 後悔させてやるよ!」

10年前を記憶しているバレリアーノだったが、ライラがそこまでの憎しみに駆られる理由に思い至らない。ただ、

バレリ「ライラ、君は・・・」

と悲し気な目で彼女の怒りを受け入れるしかない。

もちろん、ライラは謝罪の言葉なぞを望んではいなかった。ただただ、バレリアーノにこの10年を後悔せしめることだけが彼女の望みだった。そのためには、我が舞踏団の踊りを、手に入れられたであろう栄光を、思い知らせるしかない。

ライラ「お客さんの好みは覚えたかい?」「よし。冒険者、あんたの実力 ここで見せてやりな!」

まだ見習いに過ぎない冒険者が一座の観客を総ざらいする。その様はきっと、バレリアーノにとって最大の恥辱になるだろう。

練習では「好みではないダンスに飽きて移動したお客さん」を取り戻すべくダンスを踊った。

だが、それは「後の先」、相手のアクションののちに取る消極的な行動だった。

今回は「先の先」、相手が飽きる前に魅了する作戦を採った。

やることは簡単だ。相手が飽きないように「順番にダンスを踊る」だけ。

3回に1回は自分の好みのダンスが見られるのだから、お客さんは興味を失うことなくその場に居続ける。そして、一座にいるお客さんもいずれ興味を引かれてやってくる。

一晩で考えた作戦の結果は想定外の完全勝利だった。

これこそが百戦錬磨の冒険者の実力だった(ドヤッ

バレリ(ライラ、君はどうしてしまったんだ・・・)

それはライラの望む結果ではあったが、「共演」の空気を破壊する行為に他ならなかった。

冒険者(あれ? また何かやっちゃいました?)

バレリ(これは 私が夢見ていたステージではない・・・)(私が・・・ 私が求めていたものは・・・)

背後に隠していた笛を取り出すと、バレリアーノはあの曲を奏で始めていた。

ライラ「その笛の音は・・・!」

ライラの脳裏に蘇るあの曲。あの音色。

ライラ「まさか・・・ あのとき、メシューム湖のそばで笛を吹いていたのは・・・ あんただったの!?」

「団長の笛を聞いたことがあるのか?」問われたライラは、思わず昔語りを始める。

ライラ「湖のほとりで その笛の音を聴いたんだよ」

ライラ「そして私は、忘れかけていた 踊ることの楽しさを思いだしたんだ。今までダンスを続けることができたのは、その笛の音のおかげなんだよ」

バレリ「君があのとき、私の笛の音に合わせて踊っていたのは 知っているよ・・・」

ライラ「なんだって・・・!?」

バレリアーノのその言葉に、ライラは思わず声を上げる。

バレリ「今日は、またあのときのように 私の笛で君が踊ってくれればと思って来たんだ」

ライラ「・・・」

まさかバレリアーノが、あの吟遊詩人が私の踊りを見ていたなんて・・・。また共演できる日を待っていてくれただなんて・・・。

あまりの出来事に、その不意の喜びに、何かを言いかけるライラだったが、

ライラ「いまの私には無理だよ・・・」

彼女のプライドと後悔がバレリアーノに背を向けさせる。

ライラ「いままで、あんたを見返すためだけに 踊ってきたようなもんさ・・・。私に踊る資格なんかないよ・・・」

バレリ「そうだったのか。君を苦しめてしまってすまない・・・」「でもあのときは、周囲から期待されていた君を、一座に 入れるわけにはいかなかったんだ」

ライラ「え・・・?」

さすがのライラもバレリアーノの言葉には振り返らざるを得ない。

名門家の娘として、「輝く星の踊り子」として、すでに大輪の華となる素質を開花させていたライラ。

バレリ「それを手折って、自分だけの ものにする権利は、私にはないと思ったんだ」

すべては誤解。

バレリ「私は君のダンスが好きだった。だから君の成長を、遠くから見守って いたかったんだ」

すべてはすれ違い。

ライラ「・・・それじゃあ、私に実力がなかったから 断ったわけじゃなかったのね・・・」

バレリ「すまない、私がもう少しきちんと話していれば・・・」

若さゆえに見なかったもの。見えなかったもの。

ライラ「・・・ううん、いいの。あのときそう話されても・・・ 私、わからなかったと思うわ・・・」「みんなに どんなに大切にされていたかも気づかずに・・・」

10年を経てようやくライラは真実に辿り着いていた。

ライラ「私、なにもわかってなかった・・・」

バレリ「恥じいる必要はないよ」「たくさんのお客さんを 楽しませる舞踏団を作り上げたじゃないか!」

ライラ「バレリアーノ・・・」

バレリアーノへのわだかまりは消えた。過去の懊悩とは決別できた。

バレリ「ライラ、さぁ、踊ってくれないか。君は本当のダンスの楽しさを知っているはずだ」

ダンスを誘うその手を取らないことは・・・踊り子としての名折れだ。

ライラ「・・・ええ!」

力強いライラの返事に観客は期待の眼差しを向ける。

母から学んだ踊りの素晴らしさ。

それは踊ることの幸せ。その幸せを分け与える喜び。

ダンスを踊るうえで本当に大切なことを身体の芯で感じながら、ライラはいま昂る感情のままに踊り続けた。

10年ぶりの大公演に、観客の惜しみない拍手が絶えない。

ジュノでの興行を終えた一座はまた三国を渡り歩くのだろう。また共演しようと言いつつバレリアーノが去ろうとすると、

何かに気がつく。

それは湖のほとりで拾った石。

片割れが近くにないと光を失ってしまうと言われる石。

バレリ「そうか・・・ 星くず石の片割れを持っていたのは 君だったのか・・・」

ライラ「そうだったのね。あなたもあのとき・・・」

石が輝きを取り戻したように、二人の心にも何かが取り戻されていた。

ライラ「私、ここで もういちど、最初から始めるわ。この石を持ち帰った日のように・・・」

バレリ「ああ。遠くから見守っているよ」

片割れが近くにないと光を失ってしまう石。

だが、二人の石は二度と光を失わないだろう。たとえ距離が離れたとしても、二人の心はいつまでも寄り添いあうのだろうから。

胸元で光る石をライラはいつまでも大事そうに抱えていた。

騒動が一段落するとライラに声をかけられた。

ライラ「あんたのダンス、なかなかのもんだったよ」「がんばったご褒美に、これをやるよ」

いつものブッキラボウな喋りに戻ったライラだったが、冒険者にコレを渡す彼女の顔は晴れやかだった。

ライラ「・・・それにしても、ダンスを勝負の道具にするなんて、私はいままで何をやってきたのかね・・・」

ライラ「恥ずかしい話だけれど、ダンスを あんなに心から楽しめたのは久しぶりさ」

少し照れ臭そうにそう言う彼女は、あの湖畔に居た時をふと思い出したのだろう、

ライラ「またいつか、バレリアーノのそばで踊りたいな・・・」

少女のような口調でそう呟くライラの瞳は、20年前のそれと同じ輝きを放っているように冒険者には思えた。

踊り子胴AF「ダンサーカザク」。

ボテ腹がセクシーな衣装(白目) どうしてこうなった。いやカワイイんだけども。

欲しいプロパティが目いっぱい付いていて、ダンサーとして頑張るぞぃ的な装備。最後に手に入るだけはある。

AF装備で固めると、やっぱり赤と黒が全体を引き締めて好いね。ライラくらい色白でも良かったかなーと思ったけれど、褐色系美少女も好いでしょ?(笑)

せっかくなので最後にオタとツーショット。背中だけど(笑)

所々にあしらわれたハートマークがポイント。うんうん。

さて、バス〔S〕クエストの続き。

通称「軍務大臣暗闇密室殺人事件(仮)」に次いでサンドリアの誰ソレがパシュハウ沼の坑道で拉致された件、通称「パシュハウ沼人質事件(仮)」。

なんだろ、このミステリドラマ的展開。

行き先は沼の北西なのだけれど近場にワープできる手段がなく、いったんワープ本でベドー入り口へやってきた。

Lv65踊 から見ると「とてとて+」な敵がウヨウヨいるので、

少し適正レベルより低いのかもなーと思って経験値を稼ぎながら目的地へ向かった。

途中にある「禁断の口」は開通しておいた。

晴れたパシュハウ沼は昼も夜もいいなーと思いながら、

結局 Lv68 になるまで経験値を稼ぎ、

目的地に辿り着くも、

反応がない・・・。

は? え?

思わず鞄を漁ったけれどカギはある。

でも反応がない・・・。

え? マジで??

何か見落としたのだっけ・・・。

アレコレ考えているうちに夜が明けた。

周りを赤い花に囲まれて「ああ踊り子の衣装と溶け込むよう・・・」などと現実逃避をしたが、さりとて何も思いだせない。

うーーーんアルタナのクエストは難しいな・・・。