Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

鳴らない,ファンファーレ

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戦闘をしないなら帰れ.

 ウィンダス内を一周+1/4ほど巡ってクエストなどを受け,3日目にしてやっと街の外へ出る.気が付くとプレイ開始から4時間半ほど経っているのが恐ろしい.昔のMMORPGは基本的に何をやるにも時間がかかるのだ(言い訳).

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外敵からの危険にさらされているため各区画からはゲートを通って外に出るのだが,その前には必ず警備兵にシグネットをかけてもらう.これ大事.シグネットがかかってる状態で戦闘をすると敵がクリスタルをドロップするようになる.逆に言うとシグネットが無いとクリスタルが手に入らない.

FFシリーズにおいてクリスタルはストーリの中心に位置づけられる事が多く,今作においても重要な役割りを果たす(はず.確かそんな感じだった気がする).物語に係わるだけでなく,アイテムとしてのクリスタルは合成にも使用するし競売で換金もできるし,ヴァナ世界では生活必需品の一つにもなっている.昔は1ダース1000~3000ギル前後で売って金策していた憶えがあり,クリスタル=ギルという図式が頭に残っている.

なお,FFXIでは特定の敵以外はギルを落とさない(落としたとしても額が大きいとすぐに修正されていた).つまり敵を倒しても即金の収入が無い.ポーションが無茶苦茶高くて全く買えない点と合わせて,サービス開始当初は「FFと言えばポーションなのに・・・」と結構衝撃的だった.そのため,クリスタルや装備品などの敵ドロップ品,それらに合成スキルで付加価値を付けたアイテムを競売で売り買いして金策することが重要で,そう言った行為がまだ一般的ではなかった当時の金策はかなり苦労させられた.競売も,経済を回すと言う意味において最初はうまく機能していなかったようにも思う.色々なことが手探りの時代だった.

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さて,ウィンダスは森・水・港の区から街外へ出られる.ウィンダスの周辺にはサルタバルタと呼ばれる平原が東西に広がっていて,今回は森の区から東サルタバルタへ向かう.

街を出たらすぐ目の前にNPCガルカが何やらクエスト?イベント?を案内していた.マップ内の複数のポイントを時間内に回ると何か貰えるっぽいので早速やろうと思ったら参加費として600ギルが必要とのこと.手持ちが全然足りない件.

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スクショを撮影していて気が付いたが,門の目の前に,街で見たものに似た本が浮かんでいた.クエストの内容も似ていて,指定の敵を指定数倒すと専用ポイントや経験値が貰えたり,ポイントと交換してリジェネ等をかけてもらえるらしい.もちろん初めてなのでポイントは無く,まずは一番最初にあったマンドラゴラの討伐を受注した.

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受注によって,エミネンス・レコード「FoVの自主訓練を受ける」を達成したのだが,経験値を得てレベルアップしてしまった.しかもサイレントに.

またか・・・

街中だからファンファーレが鳴らないという予想は外れた.街外でも鳴らないってどーゆーこと? あのファンファーレは無くなったのか?? 

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無いものは仕方がない.これも時代の流れか・・・と思いつつ周囲にマンドラゴラを探す.

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FFXIの戦闘の手順としては,まず敵にカーソルを当ててAボタン⇒「調べる」ことにより敵の強さを確認することから始まる.MMORPGではフィールド上に突然強い敵が配置されていることがあるためにこの手順は欠かせない.ちょっとしたレベル差で戦闘の優劣が決まりやすいため,今のレベルに合った敵を探すことは非常に重要だ.

最近の(というほどでも無いが)ゲームでは,カーソルを当てるだけで敵の強さが視覚的に分かるものが多いが,FFXIはポチポチとボタンを押しつつテキストで強さを確認する点が古めかしい.だが,それがいい.

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適正レベルだった場合は,そのままメニューの「攻撃」を選択して武器を構える⇒殴る等して戦闘を始める.近接攻撃ではなくて魔法等で遠隔攻撃したり戦闘用のアビリティを使っても良い.例えば戦士の場合は,敵の注視を得て攻撃を一身に受ける「挑発」を行い,パーティの他メンバに敵の攻撃が向かないようにする.

PTプレイにおいて遠距離から魔法攻撃や回復,射撃などを行う場合は必ずしも武器を構える必要は無い.が,武器を構えると戦闘音楽が流れるので個人的には構えるようにしていた.ソロでのフィールド戦闘時に流れる「Battle Theme」は数あるRPG戦闘音楽の中で個人的に最も好きな曲でテンションを上げたい時に聴きたくなる.何度聴いても聞き飽きず,戦闘を無限に繰り返すMMORPGにピッタリの曲だと思っている.

今回は低レベルソロなので取り合えず殴るのだが,すごい勢いでスキルが上がってビビった.難易度緩和策の一環か.

それから,ログ表示が分かりやすくなるようにコンフィグを弄ったつもりだったが,思ったように設定できてないことが分かった(笑).戦闘を繰り返しながら少しずつ変更して好みの状態にしていく.PS2時代にウィンドウが2枚あったかどうか憶えていないが,画面が大きくなったのだから贅沢に使いたい.

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戦闘中に減ったHPやMPは,しゃがむことで徐々に回復できる.これをヒーリングと言う.座る⇒立つのに少し時間がかかり無防備になる点,しゃがんですぐ回復するわけではない点に注意.周囲に敵対的な(能動的にこちらを発見して攻撃してくる)敵がいる場合は問答無用で殴られ回復を中断させられるので,まずは安全な場所を探す必要がある.ただ,初期レベルの敵は皆温和なので適当に座り込んでも問題はない.能動的敵対者をアクティブ,そうでない者をノンアクティブと言う.

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敵を倒していたら宝箱をドロップした.こんなものも実装されたのか.

宝箱に鍵がかかっている場合があるが,暗証番号を入力して開けられる.暗証番号は「カギを調べる」ことでヒントが貰え,「カギを調べる」か「数字を入力する」ことを規定回数内で行い番号を当てられれば中身を入手できる.ヒントは,例えば「2桁目は偶数」とか「1桁目は3,5,7のいずれかの数」とか「26より小さい」とか.ちょっとしたゲーム内ゲームのよう.この時は運よく「ブラスレギンス」を入手した.レベル11以上の近接系両足装備で今のところ不要なため,あとで店売りして約250ギルを入手した.資産が倍になった.

あと,宝箱を弄っている間も当然無敵ではないだろうから,アクティブな敵が周囲にいる場合は注意しないといけないだろう.しばらく放置すると消えるっぽいので悩ましい.

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バトルを繰り返えすことで片手棍スキルが上がり,ウェポンスキル「シャインストライク」を憶えた.攻撃を当てたり当てられたりして「TP(Tactical Points)」を一定以上溜める必要はあるが,今のレベル帯ならば敵を一撃で倒せる心強いスキルだ.発動時の効果音が懐かしい.

TPはHP,MPに並ぶ3つ目の戦闘用パラメタで,戦闘中は画面の左上に表示される.戦闘中の能動・受動的な行動で増加し,ヒーリング等で減少する.戦闘における気合い,テンションみたいなものと捉えると分かりやすい.

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ファンファーレの話に戻るが,戦闘でレベルが上がった場合はお馴染みの「ぱぱらぱーぱーぱーぱっぱらー」が流れて派手な効果が表示された.これだよこれ! やったぜ.

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1時間弱でレベル9となって魔法系レベル8以上の胴装備「チュニック」を着た.FFXIの魔法使い系と言えばまずはこの装備,と個人的に思う.フードのために頭装備ができない点が残念だ.チュニック以外(特に足)が初期装備のままなのは恥ずかしいが,こう言うのも装備箇所が豊富なMMORPGならでは(自己弁護).アクセサリ以外装備できない昨今のFFは寂しいとも思う(XIV除く).

なお,エミネンス・レコードで一気に2レベル上がることがあった.昔と比べると恐ろしいペースでレベルが上がるし,そのための手段が手厚くなっている.これも時代の流れか.

ちなみに白魔のままなのだが,戦闘が楽しくて黒魔にする間もなくレベルが上がってしまった.てへ.