Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

ウィンダスミッション3-1「それぞれの正義」その2

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アジド・マルジドが向かったと言うオズトロヤ城に辿り着く.

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オズトロヤ城1F.

ヤグードは,はるか昔にタルタルとサルタバルタの覇権を争い,敗れ,オズトロヤ城に撤退することとなった.その時からヤグードはこの城で,いつかこの大陸を手に入れようと牙を研ぎ,虎視眈々とその時を窺っている,はずだ.

ここへは前世で(限界突破クエストだったかのために)来た憶えはあるが,当時は地図もなく引率者の後を付いていくだけだった.中庭に面する回廊っぽい景色を断片的に思い出すが,城の構造は知る由もない.城と呼ぶだけあって,当然防御のために分かりづらい構造をしており,どこから攻めてよいかも分からない.別マップへ繋がる場所が3か所もあり面倒だが,どこへ向かうのかも分からないので虱潰しに進んでみるしか無さそうだ.ただ,1か所,中央広間の南東に小部屋っぽいものがあるので,まずはそこを目指してみる.

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取り合えず真正面に進んで中央広間を見下ろしてみる.

大広間のそこかしこにヤグードが待機し,巡回している.下手を打つとリンクする可能性があり,慎重に歩を進めなければならなそうだ.ここから小部屋に進もうと思ったが,高低差のために行き止まりで回り道する羽目になった.ヤグードめ.

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広間にNMヤグードが居た.

いつも通り殴ってみたが攻撃が当たらないばかりか,ヴァレンラールのHPがみるみる減っていく.一撃で130ダメージ! やばい.

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入り口まで逃げた(汗) ヤグードめ.

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気を取り直して,(NMに見つからないように進路を変えて)広間の小部屋前に進む.

小部屋の扉の両脇には燭台っぽいものがあり,火は消えていて扉も開かない.敵のドロップアイテムの中に「火打石」があるが,それで火を点けられるのだろうか.手持ちに無いので,行き詰まったら倉庫から持ち出して試そう.

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ヤグードに見つかると漏れなく絡まれるので,Lv26⇒30に上がって「ガリシュチュニック」一式に着替える.ちなみにジョブは赤魔だ.ナナー・ミーゴとアヤメの装備,ヴァレンラールの髪も赤で,赤赤PTがここに完成した.

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狭い通路にも2体一組のヤグードが居るので,どちらかが離れるまで待たなければならない.焦れて釣るとリンクの恐れがある.ここは我慢だ.

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別マップに繋がる3つの通路は南北と東にあったが,小部屋に近い東側通路に来てみた.

ここの燭台は火がついているが扉は開かない.ただし,扉手前の左右にハンドル状のものがあって,

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近づいて操作しようとするが,「ターゲットに届かない」と言われる.背が低くてすまない.届く気がしない.

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ハンドルが届く位置を探して何度も位置を変えて試していたらトラップが発動した(泣).突然の事だったがなんとかスクショは撮れた.ヤグードめ.

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落ちた先にアジド・マルジドが居た(笑) お前も落ちてるんかい.

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ヤグードの本拠地に一人で乗り込んだアジド・マルジドは,怪我を負っているのか少し苦しそうな表情で昔語りを始める.走馬灯じゃないよね?

アジ「はるか昔,迷える民をこの地へ導いたまばゆい星.その星が天へと戻るとサルタバルタを照らす光も失われ,闇が落ちてきた.しかし,満月の泉にて星月の力を得た初代の神子さまは,闇の中にも希望の星を見出し,ウィンダスを繁栄へと導いた.・・・その神子さまが後の神子さまのために残した歴史書・・・.それが,この前見つかった神々の書なのだ」

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神子さまを導くはずの神々の書が「白の書」となったにも関わらず,ウィンダスは動こうとしない.業を煮やしたアジド・マルジドは,「もう一人の時の証人・・・サルタバルタに古くから住む獣人ヤグード」の王に尋ねに来たのだと言う.そして,自分は「確実に真実に近づきつつある」と言い残し,またも姿を消す.

彼はヤグードの王に何を尋ね,王からは何が返ってきたのだろう.単なるお目付け役たる自分に,アジド・マルジドはそれ以上何も語ってくれないのだった.

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落ちた先は小部屋になっていて出口は無い.周囲を見渡すと床に隠し通路があり,

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落ちた先は地下.しかも一本道.さらに呪符デジョンを忘れてた.ヤグードめ.

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細い通路の先は階段状になって上階へ続いている.おそらく先は地上階なのだろうが,「とてとて」ヤグード達が通路を塞ぐ.幸いなことに「とてとて+」ならば1体ずつ倒せるだろう.奥に居る敵を巻き込まないように慎重に釣りながら戦闘を行う.

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「強い」以上の格上の敵を一定時間以内に連続で倒していくと,取得経験値にボーナスを得られる.これをチェーンボーナスと言う.

効率的に経験値を稼げるため,チェーンボーナスが狙えるならば積極的に狙いたい.ただ,チェーンが繋がる受付時間はチェーン数が増えるほど短くなるため,延々とチェーンボーナスを得ることは難しい.連戦により疲弊してMPなどのリソース不足に陥りやすいため,チェーンを狙いすぎるとピンチになる可能性もあるから無理は禁物だ.何しろ相手は格上なのだ.

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時折休憩を挟み回復を行いながら「とてとて」と連戦いく.経験値が多いのは嬉しいが逃げ場がないことがキツイ.何かを間違えれば死ねるだろう.

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やっと通路の出口に辿り着く.青い空が眩しい.

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出た先は中庭っぽい場所だった.2階に回廊があり,もしかしたら前世で見た光景はここだったのかもしれない.

断片的なマップのため出口が分からないが,探すか死ぬかの選択肢しかない.ヤグードめ.

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中庭から西に進んだら偶然にも1Fに戻れた.南側通路が中庭に通じていたらしい.何と言う僥倖か.

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オズトロヤ城の中をグルグルと回りレベルも上がったので,もう一度最初のNMに挑んでみた.ヒーラーのMPは半分ほどになったが勝利.気が付くとLv35になっていたのだった.

オズトロヤ城の入り口には教練本があったので,これでウィンダスへ帰還する.

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口の院へアジド・マルジドを訪ねたが,まだ帰ってきていないらしい.怪我が悪化して行き倒れていなければ良いのだが.あるいは何かを掴んで我々の知らない場所へ向かっているのかも知れない.

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アジド・マルジドがオズトロヤ城へ赴き,ヤグードの王から何かを掴んだらしい事をセミ様に報告する.ウィンダスの法と秩序を乱すアジド・マルジドをセミ様は敵視しつつあるように見える.

アジド・マルジドの正義.セミ様の正義.それぞれの正義を貫く者達だからこそ,ぶつからずに居られない.だが,ウィンダス内で対立している場合なのだろうか.4つの勢力が絡まりあい,ウィンダスのこれからが混沌としつつあるのだった.