Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

ウィンダスミッション4-1「魔晶石を奪え」その4 オズトロヤ城編

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先に進めず逃げ帰ったオズトロヤ城へ再度挑むのだった.

もう少しで目的地へ到達できそうだったが,灯の消えた燭台を前に成す術がなかった.よくよく考えればダボイはクアールの肉と引き換えた紋章,ベドーではドロップアイテムと交換した呪物が必要だったのであり,オズトロヤ城だけ手ぶらで攻略できるはずも無いのだった.

前世の記憶を辿るもヒントは無く,攻略サイトを頼ってようやく納得した.と言うか,超重要なイベントをすっ飛ばしてた(笑) アチャー

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ジュノ上層の,子供たちが集まる一角でイベント.

魔晶石攻略前に出会ったゴブリン フィックと天晶堂ボスの妹フェレーナ,街の子供たちとの交流が描かれる.

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獣人である自分に優しく接してくれる人々.フィックはそんな仲間に対して同じように優しさを返す.通じ合う気持ちさえあれば見た目や生まれは関係ない.むしろ,獣人として虐げられてきたフィックの方が,安穏と暮らす人間たちよりももっと大きな視点を持っているのかも知れない.そう感じさせる優しいイベントだ.

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その後,ジュノ下層のゴブリンたちの住まう一角で「ヤグードの松明」について話を聞く.松明のためにアイテムを集めるのかと思ったが,

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たまたま居合わせたフィックから「ヤグードの松明」を分けてもらう.

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フィックは,仲間のゴブリンへ挨拶に来たらしい.獣人たちがフェレーナを困らせていると察したフィックは,騒ぎを鎮めるべくオズトロヤ城へ向かうと言う.

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フィックが去った後に現れるフェレーナ.

人狩りをしている冒険者の噂を聞きつけフィックを留めようとしたが,間一髪間に合わない.フィックは旅立ってしまった.

フェ「なにか,胸騒ぎがするわ」

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「ヤグードの松明」は,明らかにあの燭台に火を灯すアイテムだろう.さっそくオズトロヤ城へ向かい,あの扉を目指す.

が,前回スルーした1階広間でたまたまワープポイントを見つけたので登録しておく.

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道中は割愛して扉に辿り着く.燭台を調べるとメッセージが出,灯を点けられるようになっていた.

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やった!

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ちなみに,扉を潜った先がここだ.

ここから西へ向かいエリアチェンジをしてしばらく進むとイベントが起こり,

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フェレーナと共に瀕死のフィックを見つける.

フィ「誰も・・・悪く・・・ない・・・恨んじゃ・・・ダメ・・・」

フェ「そうね,フィック・・・.憎しみからは何も生まれないんだったわよね・・・」

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「ありが・・・と・・・」

そう言葉を残してフィックは逝ってしまう.

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フェ「でもこれだけは忘れないで.獣人の中には,フィックのような思いをいだいている者もいるのだ,ということを」

フィックの死を目にしても理性的に振る舞うフェレーナ.理性的に振る舞うしかないフェレーナ.ここで叫んでも何も生まない.ここで泣いても誰も戻ってこない.何よりフィックがそれを望んでいない.

暗い感情を押し殺すことで最後に爆発させてしまったラオグリム.素直な感情を顕わにすることで悲しみの連鎖を断ち切ろうとしたフィック.彼の遺志を継がんとするフェレーナは,ラオグリムの悲しみ癒すための何らかの切り札となるのだろうか.

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更に奥へ進むと,古代構造物の穴の奥に明かりが見えてくる.

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これまでと同様に魔晶石があり,チェックするとイベント.

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台詞から察するに,おそらく20年前の水晶大戦時の記憶.

神々の書に従い,初代神子様と同様に「召喚魔法」を成さんとするカラハ・バルハと,不安をぬぐい切れない現神子様.街中で聞く限り,カルハ・バルハは水晶大戦時の英雄と呼ばれていたずだ.そして召喚魔法により命を落としている.

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「召喚魔法」は偉大なる獣を従える法だと言う.

カラハ・バルハは神々の書から「魔法塔」「満月の泉」「召喚魔法」の知識を得ることにより,ウィンダスを水晶大戦の勝利へ導くことになった.そういう話だろう.

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視点は変わり,アジド・マルジドがヤグード王の許へ切り込む場面.おそらく,前回のアジド・マルジド救出時の顛末だろう.

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水晶大戦時を知るヤグード王は言う.

「ホルトト遺跡は忌むべき塔」「周囲へ満ちる魔法力を,あの塔が吸い取ってしまっている」

どういう意味だろうか・・・ 言葉通りだとしても,それが何をもたらすのか分からない.

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王は挑発するように言葉を続ける.

「ククク・・・わからんのか?」「星の神子と亡き召喚士の過ちを,その目で見届けるがいい」「もはや,ウィンダスに星月の加護はないのだ」

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またも場面が変わり,神子様が一人悩む姿が見える.

「私を助けて・・・カラハバルハ・・・」

ダボイではサンドリアの,ベドーではバストゥークの水晶大戦時の記憶が見られた.オズトロヤ城で見られたこれらの記憶は同じく水晶大戦に関わるもので,時系列で起こった事実の断片なのだろう.

ここから何が推測されるのか.

簡単に理解すると,カラハ・バルハは召喚魔法を得て水晶大戦に勝利することができたが,そのために大きな代償を支払うことになり,闇の王が復活せんとしている今,神子様には成す術が無いという事だろうか.また,代償については,例えば召喚により魔力を使い切ってしまったためにそれを取り戻さんと,魔法塔が周囲から魔力を集め溜めているという感じだろうか.そして未だ魔力は十分ではない,と.

このことがヤグード王を増長せしめ神子様を不安にさせるほどの,どのような大きな話なのかピンとこない.「星月の加護が無い」と言うことだから,もはやウィンダスにはヤグードに立ち向かう手段が無いと言うことだろう.だが,少なくともカラハ・バルハが亡くなっている時点で召喚魔法が使えない事は確定的だ.20年前のような勝ち方は望めない.今更その事が根幹に係るほど問題を放置してきたとは思えないのだが.

また,手段が無いことが問題ならば,今すぐにでもヤグードがウィンダスを攻めてもおかしくない.しかし,ヤグードは明らかにタイミングを見計らっている.闇の王の復活がトリガーとなる,何らかの事情があるのかも知れない.三国の連携を恐れ,闇の王の蜂起と共に侵略するつもりだろうか? 未だ下っ端に魔晶石を集めさせるような状況で,そもそも三国が結束して獣人に立ち向かうとは思えない.

獣人たちは何を待ち,三国は(ウィンダスは)何を恐れているのだろう・・・

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イベントが終わるとライオンが現れる.

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その時不意に,聞いたことのない声が響き渡る.

「もうすでに目覚めている,世界の終わりに来る者は・・・」

さすが闇の王,いきなり倒置法か.

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「俺を目覚めさせたのは,おまえ達人間だ.今度こそは,決着をつけてやろう」

20年前の借りを返さんと宣戦布告し,闇の王の幻影はかき消える

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ラ「まさか,闇の王のちからがよみがえって来てるというの?」

これまで姿を見せる事の無かった噂だけの闇の王が,幻影とは言え我々の前に姿を見せた.着実に力を蓄えている証拠であるし,姿を見せられるだけの準備が整ったと言う事も意味している.自信の表れと言ってもいい.

ミッションは,闇の王復活を妨げるために魔晶石を集めることが目的だったはずだ.だが,実際には闇の王の復活は着実に近づいているとしか思えない.魔晶石の周囲には何か儀式を行った形跡が見られた.もしかしたら,魔晶石奪還は時すでに遅し,なのかもしれない.

そんな悪い予感が脳裏をよぎる.