フェロー限界突破1「真珠色の思い出」その2
肖像画を巡り,色々な場所を行ったり来たりするのだった.
お婆さんの肖像画を描くにあたり,画家のアンジェリカからイメージを掴むためのアイテムを所望されコロロカの洞門で貝殻を採取した.これで万事解決!と思った矢先,なぜか「乳白色の原石」を追加で採ってくるように言われるのだった.
と言う事でオズトロヤ城.
アンジェリカ曰く「『乳白色の原石』はオズトロヤ城にあるけど詳しい場所は分からない」,なんて,いつも通りの漠然とした依頼でまったく困る.
魔晶石やAFクエストで巡っていない場所が怪しいだろうと予想をつけ,まずは近場へ行ってみる.
具体的には,落とし穴の有る扉から2階へ上がった南東方面だ.ここで無ければ仕掛け扉の向こう,まだ見ぬ南西方面が候補だろう.
北西方面と同じく中庭に面する回廊があり,
その奥に扉がある.
が,ここへ来て鍵が無い事に気が付く.
しまったなぁ・・・と思いつつ,念のために扉を調べたら開いた(笑)
おっと,正解か?
扉の向こうの謎のヤグードに気絶させられ,危機を嗅ぎつけたヨリさんに助けられる.
もう一度扉を調べて中へ入ると,
ヤグードが待っていた.
が,NMと言う訳でもなく,フェイスPT+ヨリさんの敵ではないのだった.
無事,「乳白色の原石」は手に入るが,無くなったはずの肖像画が見つかった事が分かる.
無駄足だったってことかな?
念のためアンジェリカの許へ向かうと,「今ならもっと素晴らしい絵が描けそうなの」なんて前向きな事を言われてしまう.
ゲーム開始直後に会った時は「チュニック着てこい」なんて理不尽な事を言われて自己中な人だと思っていたが,芸術家としてのこの発言には見直した.
「乳白色の原石」は「パル貝の殻」のように光の加減で色が変わる素材らしい.パル貝を好んだお婆さんの姿を,原石を用いて表現したのだろう.
アンジェリカが書き上げた新たな肖像画を依頼主へ持って行ったが反応が鈍い.
あれ?
仕方がないのでバストゥークに居るお爺さんの許へ向かうとイベント.
お婆さんの思い出「パル貝の殻」を手にして,もう絵は要らないと言うお爺さん.自分の我が儘で冒険者を振り回してしまった事を後悔しているようだ.
だが,アンジェリカの肖像画を見て目を輝かせる.
「いつまでもばあさんの面影を求めているばかりでは ばあさんも安心できんじゃろうて・・・」なんて言っていたが,強がりだったのだろう.
「本当か! ・・・まるで夢のようじゃ・・・」と夢見心地.
行ったり来たりはさせられたが,喜んでもらえて何よりだ.
ヨリさんも喜んでくれたようで,「これから,あたしはもっと助けられるようになるから!」と,冒険者として更に役立とうと決意を固めてくれたようだ.
こうして,ヨリさんは己の限界を突破してLv55が上限となったのだった.
めでたしめでたし.
と浮かれ気分でモグガーデンへ行ったら,子羊が死んでいた(泣)
どうやら「オブスキュア・クラブ」と言う名の荒くれ蟹集団に襲われ,チャチャルン(謎生物の子)を守って命を落としたらしい.
まぢかーーーーーーーーー.可愛かったのにたった1日で死ぬなんて・・・
世界は生と死が巡っている,子羊の死も無駄ではない,無駄にしてはいけない.
みたいなことを「オブスキュア・クラブ」を追う眼鏡女史に悟らされる.
子羊は亡くなったが,事件にめげることなくモンスター飼育を続けていくことになった.むしろモグガーデンメンバーの結束が強まった.
新たな飼育対象として何種類かのモンスターを選ぶことができ,その中に子羊も居たのだが,まだ心の傷が癒えずウサギにした.
なでなでしたり餌を与えたりして可愛がろう・・・
日替わりでギルドに指定されたものを納品することで「ギルドポイント」が溜まり合成向けアイテムなどと交換できるのだが,調理スキルを上げつつチマチマ溜め続けた結果,調理スキル+1の「衛生帽子」がやっと手に入った.長かった・・・
名前のとおり,髪も耳も保護されて非常に衛生的なのだが,もう少しカワイイ感じが嬉しかった・・・ いや,実用的なんだけど・・・ね・・・