石碑巡礼の旅(イフリートの釜編)その1
こう言う状態を道に迷うと言うんだよな,と冷静に感じるのだった.
前回の最後に,クエストアイテムを渡したノーグのNPCから「3日後にきてくれ」と言われていたのだった.
リアルな日付も変わり十分なヴァナ日が経って再訪すると,早速ギルガメッシュがやってアーダコーダと聞いてない事を語り始める(笑)
ギルガメッシュ曰く,このクエストは,「刀」を作るために必要な材料を集めるなかで「使う力の意味を知り」「己が信じるものに捧げる」と言う「武士道」を体得してもらうことが目的なのだそうだ.
良く分からなかったが(笑)
とにかくこのようにして,随分あっさりと「侍」にジョブチェンジできるようになるのだった.
ギルガメッシュに渡されたこの「無銘刀」は,その名と生き様を真っ新な刃に刻め,と言うエールなのだろうと思う事にした.
忍者を育てたばかり&AF取得中な事もあり,侍の育成は後回しとした.
と言う事で,前回に引き続き,次の「祈り」を求めて「イフリートの釜」を目指すことにした.
ヨアトル大森林の教練本から真っ直ぐ北に進み,「ユタンガ山」,通称「イフリートの釜」へ入山する.
初見では,なんだか随分カクカクとした人工的な印象を与える地図だったが,
実際は,あちこちの穴に溶岩を覗く,随分と過酷な自然環境なのだった.
狭い山道に迫る山肌にも随所に赤い溶岩が透けて見え,山というより溶岩の塊,まだ冷えて固まる以前の山に近い何か,と言う様相なのだった.
取り合えず目についた広場へ向かうと,
はやり,地図には無い洞穴がぽっかりと口を開いているのだった.
中は無茶苦茶暑そう(笑)
意を決して中に入るとこのような地図になっていた.
固まる前の溶岩が流れ出すことで洞穴ができるのだから,火口を中心として四方に道ができるのは良い.のだけれど・・・大変そうだな(ボソ
火口の底には,まだ溶けた溶岩が池のように溜まっており,しきりに噴煙を吐いていた.この様子では,いつ再噴火してもおかしくない様にも見える.この熱気が冷めるのは随分と先の事だろう.
なるほど「釜」と呼ばれる所以だと思うのだった.
周囲を見渡してみると,いくつもの穴が立体的に火口から伸びている事が見て取れた.
火口の周囲を巡りながら穴に入ったり出たりして,目的地を探すことになりそうだった.
火の属性が強いからか,ボム族が当たり前のようにアチコチを徘徊していた.
当然のように「自爆」を使ってくるので,即死を防ぐには距離を取るしかないのだが・・・何のためにナイトで来たんだろう(笑)
火口の南側へ抜けるとヨアトル大森林へ繋がる道に出た.
地図で見た,2本の道のうちのもう一つだろう.
ここには教練本もあり,これで「イフリートの釜」までの道が開ける.
この周囲は麓に近いせいか,オポオポも多数生息していた.
食料らしいものはない不毛の地なので,もしかしたら何処かに温泉があるのかも知れない.
教練本があったので,ボムに絡まれても安全に戦える(?)よう,いったん街へ戻って吟遊詩人に着替えてきた.
「自爆」でHPを削られても「ピーアン」x2で回復すれば良い,という考えだ.
もちろん,いったん戻して再度フェイスを呼べばHP/MPは全快になるのだが,PTメンバが瀕死になる度に繰り返すのもソコソコ大変だし,何よりリキャストタイムがあって何時でも気軽に呼び出せる訳でも無い.
この後ボムに自爆されるたび,結構良いチョイスだったと自画自賛するのだった.フェイス達には悪いけど.
火口の周囲は地形によって階層化されているのだが,下の階へ飛び降りれそうに見えて,できない.
最初に見た時には様々な分岐があって気が狂いそうなマップだったが,意外に一本道なのではないかと,そんな気がしてくるのだった.
あくまで「気がしてくる」レベルではあるが.
そんなことを考えてウロウロしていたら,最初のマップに戻ってきた.
次は北西がターゲットなのだが,
通路の途中で宝箱を見つける.
入り口に近いマップで見つかったので,少し驚いた.
ここは,通路脇を熱い溶岩が流れる場所が何か所もある.
いかにも危険なのだが,中にはチェックできる場所もあったりする.何が待ち構えているのだろうか,と思うがまだ何も起こらない.
同じマップに居るハチを狩ったら宝箱のカギを落とした.
さっそく,先ほどの宝箱を開けて「小手」を手に入れる.
「イフリートの釜」へやってきた目的の一つがこれで果たされた.
マップ北西へ向かう途中で「溶岩の壁」に阻まれた.
見た目の通りで激しく溶岩を噴き出しており先に進めるようには見えないが,マップ的には道が続いている.
そう言えば「カザム」の街で,「氷の塊」を持っていけ,と言われていた事を思い出す.
いったん街へ戻って「氷の塊」を調達して,
同じ場所へやってきたのだが・・・
目の前でボムと戦闘していたら,「溶岩の壁」が消え失せ先に進めた.
おそらく間欠泉の要領で,たまに「壁」が消えるのだろう.しばらくすると復活しそうだったので足早に奥地へ向かった.
ですよねー,と言う感じで火口に戻り,
洞穴を通って別のマップへ行き,
また火口へ戻り,的なことを延々と繰り返す.
おそらく火口の最下層あたりに迷い込む.
周囲は「とてとて++」だらけで,MGS魔法を切らさないように安全地帯を探しながら奥へ進むのが精一杯だ.チェックポイントもいくつか見つけるが,どこも調べる隙が無い.
途中でワイバーンを見つけた.
トリオン王子と比べると意外に小さい気もするが,ドラゴン系の敵を見るだけで心が躍る.
ただ,やはり「とてとて++」なので勝てる見込みは薄く,戦闘はまたの機会にしてしばらく眺める事にした.
途中で気が付いたのだが,飛び降りられる段差には周囲にポール状のモノが立てられているのだった.
と言う事で,最下層マップから
もっとも火口へ近い地形へ飛び降りた.
ここにはホームポイントがあり,
つまりはボス部屋が待っているはずなのだが,
残念ながらクリスタルだけが待っていた.
「フェ・イン」のように,クリスタルと共に石碑がある事を期待したのだが・・・残念.
そこから別のルートを辿ると,なんだか先ほど来たことがあるような場所に出て,
また火口に戻るのだった.
こんなことを3回ほど繰り返して,やっと自分がループに嵌っている事に気が付く.
ただ,さすがにそれだけ周れば地形の理解も進み,これ以上先に進む事は無いと結論に至る.
時間も丁度良いので,いったん街へ引き上げる事にした.