Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

ジラートミッション8「デルクフの塔再び」その2

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この惨めさこそが悪党の最期に相応しい・・・と思うのだった.

 

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Lv70に上げた忍者で「デルクフの塔」最上階を攻略する.

ワープ装置を使うとさっそくイベントが始まり,

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見知らぬ場所で何かの準備をしているジュノ大公カムラナートを,

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あの3人組が取り囲むところだった.

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カムラナートはデルクフの制御システム「クリサリス」を復活させ,「神の扉トゥー・リア」を蘇らせる準備をしていたようだ.

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彼に依れば,ジラート国と共に消滅していたと考えられていた「トゥー・リア」は,カムラナートを含むジラート人の生き残りと同じく「眠っていた」のだと言う.

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しかし,30年前のあの日,ラオグリムがクリスタルと接触する事によってカムラナート達は目覚めた.

そして,1万年の悲願である「神の扉」計画を再び進めようと,これまで画策してきたのだった.

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彼は言う.

神の力で世界を支配することが,カムラナートの,クリスタルの意思なのだ,と.

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計画を進めるべく,カムラナートはクリスタルの五戦士を呼び,三人の行く手を阻む.

そして私の行く先も・・・

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と言うところでボス戦かと思ったら,バトルフィールドへ突入する必要があった.

焦ってフェイスを呼んでしまったので,2分間ほどリキャスト待ちでボーっと過ごした(笑) 

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いざ行かん!

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と言うところでまたイベント.

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力を解き放ったカムラナートに「クリサリス」から光の奔流が降り注ぎ,

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新たな力を得,

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姿を変えたカムラナートが

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立ちふさがる!

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と言う事でカムラナート戦.

クリスタルの戦士が何人か参戦するのかと身構えたが,相手はカムラナート一人のガチ戦だった.こっちは5人だけど.

ヨリさんも呼びたいが,1戦で勝てるかどうかは分からず,かつ,フェローのリキャストは6時間だから呼ぶに呼べない.使い勝手の悪さが不運だなといつも思う.

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フェイス達の動き的に仕方がないのだが,細い通路の先で会敵してしまったためにPTが縦一列に並んで前方範囲に弱い陣形となってしまった.

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困ったな・・・と思っている矢先にカムラナートの開幕「サイレガ」が放たれる.

ちょw エエエエエエ・・・

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カムラナートのWS?「光輪剣」を連打されるもPTメンバの誰もが成す術なく,

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見る見るHPが削られ,アッと言う間にトリオン王子が撃沈.

まじかーーーーーー.

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仕方がないのでそっと逃げた(笑)

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2戦目.

せっかく忍者のレベルを上げたがサイレガに全く対応できないので白魔に着替えた.

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関係ないけど,このカムラナートってペルソナに出てきそう(笑)

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もちろん範囲沈黙の「サイレガ」は白魔でも喰らってしまうのだが,「やまびこ草」を使って回復し,次いで「サイレナ」でPTメンバ(特にクピピ殿)を回復する戦略を採った.

「やまびこ草」は,「流砂洞」のNMアリx3ボス戦に持ち込んでいたのだが,運が良かったのかNMアリは使用しないのか,範囲沈黙「妨害音波」を使われなかったので金庫にしまっておいたのだった.売らないで良かった(笑)

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これで楽に勝てるかと思うとそうでも無く,「光輪剣」連打(特に追加ダメージが痛い)でトリオン王子が倒され,

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結構厳しい闘いを強いられる.

このミリがなかなか削れない・・・

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緊張した闘いが続くも,なんとか撃破.

良い闘いでござった.

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カ「なぜだ? クリスタルの意思たるこの私が・・・.どうして,ただの人間などに!?」

うーーん,この小物感(笑) 急に情けないキャラになったな.

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そこに現れたエルドナーシュがこう言い放つ.

「残念でした.クリスタルはおまえなんか必要じゃないってさ」 

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「私がいなければトゥー・リアは復活しない!」と言うカムラナートを無視して「舞台の準備」を進めるエルドナーシュ.

この余裕は・・・?と訝しく思ったその時に,

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フェレーナが現れる.

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カ「ま,まさか・・・..それでは・・・」

自分の「替わり」が居る事に気が付いたカムラナートは絶望と困惑の狭間で力尽き,

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「どうして・・・? 兄さ・・・ん・・・」

兄にすがる子供のような言葉を残してクリスタルの身許へ帰っていくのだった・・・

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そう,エルドナーシュこそが「ジラートの王子の,兄の方」なのだった.

・・・バレバレだったけど(笑)

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「神の扉」計画を進めるには過去と同様にクリスタルの力が必要だったが,クリスタルに触れ「闇の王」となったラオグリムは,クリスタルの力の「ノイズ」となってしまった.その事が計画を阻む.

結果,エルドナーシュは獣人たちを裏で操り「魔晶石」による「闇の王復活」を冒険者たちに「阻止させる」ことでこのノイズを取り払うのだった.これは以前の回想シーンの通りだ.

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「神の扉」計画を阻んだ形のラオグリムだったが,一方で「語り部」が持つ「古の種の記憶」があれば「クリサリス」を復活させられる事にエルドナーシュは気が付く.

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そしてフェレーナ.

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彼女の「共鳴能力」があれば,ラオグリムが居なくてもその「抜け殻」から「古の種の記憶」を蘇らせられる.これで新たな役者が揃った.

おそらく,それはカムラナートの役割だったのだろう.自ら「クリスタルの意思」と言うのだから,彼単独で「クリサリス」復活を成せたのではないか.彼が単身でここに居た事がその証左だ.

ただ,理由は分からないがカムラナートは切り捨てられた.増長する弟が煩わしかったのかも知れないし,元々エルドナーシュは一人で事を成そうとしていたのかも知れない.

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エルドナーシュに操られていると思しきフェレーナは「語り部の抜け殻」と共に

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静かに歌い始め,

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それに呼応するかのように湧き出でた七色の泡のようなエネルギーの流れが

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「クリサリス」に満ち,

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天の一点を

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刺し貫く.

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「クリサリス」によって蘇る,

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エ「そうさ.見ろ,あれが神の扉 トゥー・リアだ!」

・・・ラピュタっぽい(笑)

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エルドナーシュは余裕を見せつけるかのように饒舌になる.

エ「神の扉をくぐりたくはないか?」「永遠とは何なのか,知りたくないかい?」

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エ「僕が,答えを与えてあげるよ.神の扉,トゥー・リアで」

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エ「ただし,神の扉をくぐれるのは,クリスタルにその力を認められ,光の洗礼を受けた者のみだ」

まるで挑発するかのような言葉を残してエルドナーシュは姿を消す.ロ・メーヴでそれを証明しろ,と.

・・・これは罠なのだろうか.あるいは,何かを試しているのだろうか.

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我々の誰もが成す術なく,ただ「トゥー・リア」復活を見守るしか無かった.

ライオンはギルガメッシュへ報告に走るが,

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「神の扉」へのカギとして使い捨てられた妹とその兄は,まだ一歩も動けずに居るのだった.

絶望という名の重たい空気があたりに満ちていた.