ジュノクエスト「世界に在りて君は何を想うのか?」その2
天に輝くひとつの星が,今一度.
ボス戦に備えて Lv99 白で「第5の母なるクリスタル」の許へやってきた.
話の流れ的にバハムートと同等以上のボスが待っているはずだが,果たして勝てるのだろうか,味見?の意味で Lv99装備とした.ダメなら IL117 装備で頑張るしかない.
母なるクリスタルを調べて,
世界を見渡すあの場所へ.
プリッシュはすっかりいつも通りだった.
乙女を返して・・・カエシテ・・・
エシャ様「私も戦います.想いを断ち切るために」
この場にはエシャ様を含む 3 名も合流し,さながら人間勢の総力戦を呈していた.
(「想いを断ち切る」とは,何の想いなんだろう.だれか想い人が居たのだろうか)
エシャ様がいらっしゃった事を合図に,ウルミア嬢は歌い出す.
神が歌うと言うその歌が空間を満たし,再び天に道が開かれんとしたその時,
ぷ「くるぞっ!!!」
それらは不意に現れる.
???「・・・カノ石 ニ・・・」
???「・・・呼ビ 集メラレ・・・」
???「・・・我ラ モウ 少シ デ・・・」
???「・・・ヒトツ ニ ナレル トイウニ・・・」
怨嗟の声とともに 4 つの影が姿を現し,
そして,
天にはもう一つ.
エシャ様「あれは・・・!?」
ぷ「5 人目が!?」
(え? 5 人目??)
神の歌に導かれて現出したその者の名は,
ライオン.
(おおおおおおおおおぉぉぉっぉおっぉおぉおぉおお)
だが,ライオンが抱え持つあの魔石は,
その瞬間に砕け散り,
解き放たれた闇は,
4 つの器を満たす.
南雲氏「ソノ女ガ 手放サナ カッタ 石 !!!」
弟王子「オ前達ノ 歌デ 砕カレタ ゾ!!!」
兄王子「僕ラハ 神 トナル ノダ!!!」
意識の無いライオンは力尽きたようにその場から落下し,
セルテウスがその身を助けるのだった.
イベント終了 & ボス戦.
ジラート王子たちの「楽園の扉」計画を阻止するため,ジラートの最後 でラオグリムの替わりに「ノイズ」となるべくその身をクリスタルに捧げたライオンが,まさかの復活!
ジラート王子たち(の怨霊)の台詞によれば,おそらくライオンが「タブナジアの魔石」を守ことで,彼らが融合して「世界の終わりに来るもの」になる事を防いでいたのだろう.
神の歌は男神を復活させる歌.それは,つまり,男神を現出させるに十分な「虚ろなる闇」を呼び集める力.ウルミアの歌は最後の戦いに「『虚ろなる闇』が選び,『虚ろなる闇』を選んだもの」を呼び集めるばかりでなく,それを守るライオンと共に魔石をもあの場に呼び寄せたに違いない.
そう,ここには,今考え得る全ての「虚ろなる闇」が集まっているのだった.「虚ろなる闇」を巡る物語の,これが最後の終止符となるに違いなかった.
4 つの影と戦うのかと思ったが,ナグモラーダと闇の王は仲間が受け負ってくれた.
弟王子「オ前 カラ 与エヨウ !!!」
兄王子「僕ヲ アザワル 死ノ 味ワイ ヲ !!!」
過去の戦いの記憶から,どう考えても兄王子の方が面倒なので,
最初にカムラナートを殴ってトリオン王子に拾ってもらい,次にエルドナーシュを殴る⇒畳み込む予定で進めた.
が,エルドナーシュが素早い移動とワープを駆使してなかなか捕まらない.ぐぬぬ.
予想通り,兄王子はガ系の魔法主体でガンガン攻めてくる.
兄王子がワープで逃げ,弟王子と共にスロウガ・バインガで足止めをしてくる.いやらしいー.
ワープするエルドナーシュを追いかけて,皆でドタバタ走り回るの図.
エルドナーシュのジラートミッション最終形態がそうであったように,彼は物理攻撃には弱いらしく,ギルガメの「居合抜き」で落ちる.
弟王子だけなら楽勝では?なんて思った事もありました.
兄を倒され怒りに火が点いたのか,範囲物理「大風車」を連打し始め,物理に弱いシャントットが真っ先に落ちる.あー,今回シャントットの出番は無かったな・・・.
ケアルガ連打で体勢を立て直すも,サイレガ.
やまびこ薬.
ケアルガ連打.
残り HP がミリになった頃に,フラッシュやらスタンやらで弟王子の動きを封じて,
トリオン王子に止めを刺してもらう.
大風車の連打がきつかったが,バハムート相当を警戒して適正レベルよりかなり高い状態で戦ってしまった.レベル 85~90 くらいでいい勝負ができたかも.
バトルが終わってから気が付いたけど,バハムートは最大 18 人バトルだから,あちらにレベルを会わせたのは失敗だったか.
「虚ろなる闇」に選ばれ,
「虚ろなる闇」を選んだものたちは,
いま再び人間たちに敗れ,
膝を折る.
当然,その隙を逃すエシャ様ではない.
「虚ろなる闇」を魔晶石化する「暁の瞳」の力をもって
闇そのものである彼らを
次々と結晶化し,
何かの想いを断ち切るかのように目を伏せると,
すべてを砕くのだった.
(エシャ様は誰かに想いを寄せていたのだろうか.それは・・・その名を呼ぶときに少しためらった,カムラナート王子だったのだろうか.勝手な憶測だけど)
「タブナジアの魔石」がその姿を留めていたように,おそらく魔晶石化された「虚ろなる闇」は「光と闇の循環」には還らない.
ぷ「これでやっと,終わったな」
「蘇らせ,打ち砕く」エシャンタールの作戦は,これで成ったのだった.
エシャ様「ええ,後は・・・」
その視線の先には,永き間クリスタルの中から世界を見守っていた女性が居た.
セルテウスによれば「彼女は無事」なようだ.
ジラートの野望を打ち砕くだけでなく,彼女はクリスタルのなかでも戦い続けていた.
あれからどれだけの時間が経ったのだろう.彼女の戦いも,いま,ようやく終わりを迎えたのだった.
アルド「・・・ノーグへ連れて帰ろう」
今はただ,彼女を待つ人のところへ.
ライオンの許へプリッシュが駆け寄る.
ぷ「そうか.・・・この,赤い髪」
ぷ「俺が見ていた悪夢.あれを引き継いでくれたのは,あんただったんだな・・・?」
(ここが良く分からなかった.ディアボロスに追われたあの悪夢の事を指しているのだろうか.そこでプリッシュとライオンは会っていた・・・のだったっけ・・・.記憶がない)
ぷ「彼女が元気になったら,約束をかなえてやれよ?」
プリッシュは,ライオンと夢を語り合ったのだろうか.
ぷ「俺たちが終わらせなかった世界は,おまえを,俺たちを,待っている」「冒険を待っている」
そう言うプリッシュにライオンの姿が重なる.
「無事にすべてが終わったら,私と一緒に世界を旅して回らない?」
それがライオンと最後に交わした 約束 なのだった.
全てが終わり,まずはノーグへ向かった.
だが・・・,親娘水入らずを邪魔するほど冒険者は野暮ではない.
日を改めて再訪することにした.
ライオンの真ヒロイン感がすごい.