ジラートミッション16「宿星の座」その後
この人たちは前を向いて歩いているんだ・・・,と思うのだった.
トゥー・リアでのあまりにアッサリとした別れに釈然としなかったため,その後が気になる彼らに会うこととした.
一人目はもちろん娘の父親.ノーグへワープしたらイベントが始まった.
ギ「・・・バカ野郎が. 育ての親より先にいっちまうなんてよ・・・.親不孝にもほどがあるってもんだ」
なんていつもの軽口を叩くが,やはり彼女の死は心に重くのしかかっているのだろう,
胸の内のわだかまりを吐き出すように,彼女との思い出を慈しむように,ライオンとの出会いについて訥々と語り始める.
どうやら身許不明の戦災孤児だったライオンを先代が引き取り,その子育てをギルガメッシュが任されたという過去らしい.ギルガメッシュの妻,あるいはライオンの母の話題が無いことに気付いていたが,そう言う理由だったのか.
ギ「血は繋がってなくとも,世界を救ったあいつは俺の自慢の娘だ」
父娘の間を他人が推し量る事なんてできない.まして血の繋がらない父娘の間など.でも,「悔やむなんて野暮な事はしない」「精一杯生きてくれた事を誇らしく思う」というギルガメッシュらしい愛情だけは,その言葉の端々からはっきりと理解できるのだった.
娘を語る彼の目元は,今はアイパッチに隠れて見えない.
イベント後に念押しでギルガメッシュに会った.
ライオンの事は周囲に知らせず,未だ世界を飛び回っている事になっているらしい.いずれ忘れ去られる事が一番楽だと嘯くギルガメッシュだったが,彼は彼女を忘れるつもりは無いようだ.
ギ「だがあいつは生きている,このノーグでな」
もう一人は天晶堂のボス.
扉を叩くと,未だ帰らぬ主人について子分たちから詰め寄られるが,
丁度,そのボスがドヤ顔で帰ってきた.なんでこんなに自信満々なのw
妹の事でウジウジしていたと思っていたけど,途中からの変わり身は何なのだろうか(笑)
例え子分たちの眼前であろうが,世話になった相手にはキチンと礼を言うところが良いボスっぽいのだが,
妹にデレるところを見せるのはどうなのだろう・・・なんて思っていると,
ライオンが居ない事に気が付いたフェレーナに,彼はハッキリと告げてしまう.
ア「それがな,フェレーナ.ライオンはいないんだ」
ア「ライオンは立派に戦った.あいつの死は無駄ではない,絶対に」
妹を悲しませる事が分かっていながらなお,ライオンを立てるためにそれを厭わず真実を口にする.彼女のために胸を張って.
・・・少し見直した(笑)
案の定,フェレーナはフィックに次ぐ知人の死に取り乱してしまうが,
フェ「・・・? 何か,何か感じるわ・・・」「この暖かさは? おねえさん?」
ニュータイプか(笑)
いや,彼女の共感能力がここで活かされるのか.
フェ「ライオンねえさんはきっとどこかで生きていると思う」
ア「そうかもしれないな.オレたちだけでもそう信じていよう,フェレーナ」
と,ライオンの生存を示唆される.
うーん,アリがちな気がするし,これで生き返ったりすると少し興ざめな気も(笑)
でもラオグリムも一瞬ではありながらノイズから生還して姿を取り戻したのだから,闇の王になったライオンを倒すとか,そう言う感じで生き返る可能性はある(いや無い).
イベント後にもう一度アルドと会話する.
何となく,この吹っ切れ方が「妹 > ライオン」を感じさせて,このシスコンが!と言いたくなる(笑)
もちろん彼らの事も気になる.と言うか,彼らが居なくなったジュノの事が.
宮殿入り口の衛兵にいつも通り話しかけると「よほどの急務でない方以外はお会いできません」と言い訳される.
ウォルフガングに口止めされているのか,その事に疑問すら抱いていないのか.
何度か話かけていたら,「錬金術ギルドの方」と言うキーワードが出る.
まだ大公私邸に居るかも知れない,と言うことで向かってみたが,
特に何も無い.
大公私室で働くメイドさんも普段と変わりなく,きっと大公不在でもジュノは何ら変わりなく回り続けるのだろうな,と少し寂しくなる.
大公もその程度の飾り物だった,と言う事なのだろうか.
トゥー・リアでの事後で気になる所は一通り回ったので,残った時間は「メリポ」稼ぎをした.
「ル・アビタウ神殿」内のゴーレムが遭遇しやすいので,これらをメインに稼いでいる.ただ,遭遇し易いだけで闘い易い訳では無い.特に範囲スタンと範囲バインドが面倒なので,もっと良い敵を見つけたらシフトしたい(笑)
ここのゴーレムは Lv75 では若干強く,でも上げ過ぎると経験値が減ってしまうので,赤魔を Lv77 で止めてリミットポイントを稼ぐ事にした.ただ,この後どこかで書くかも知れないが,ステータスなどを上げるために必要な「メリポ」の量が半端ない事が分かり,若干諦めの気分になっている(笑)
「メリポ」稼ぎは果てが知れないので,次回からは目先を変えたいと思う.