Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

プロマシアミッション その後3

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プロマシアの女性陣はカッコイイなぁと思わずに居られないのだった.

 

男性諸氏は頑張れw

プロマシア撃退後のその後を追う3回目.残りは罪狩りたちだったが・・・

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彼女たちの姿はマウラにあった.

なるほど.ウィンダスの族長は訪ねたが,彼女たちが本国へ戻る可能性は考慮外だった.分かってみれば単純だけど,思いが及ばなかったな・・・

Z「ここに至るとは良い勘だ.おまえは狩人に向いている」

たまたまジョブが狩人ですが,ネットで調べましたサーセン・・・

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妹たちは残し,罪狩り Z は本国に帰ると言う.

Z「・・・ふふ,不思議だな.自らの言葉にすると,二度と会えぬかもしれぬこの別れが辛くなるとは」

なんて,嬉しい事を言ってくれる.なにせ,彼女は本当の名を明かしてくれる程に冒険者の事を信頼してくれていたのだ.

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罪狩りたちは,ミルドリオン枢機卿の罪を狩るために本国からやってきた.そして,「タブナジアの魔石」と「神の歌」を手にせんとするその蓋然性から,プリッシュたちが男神の復活を目論んでいると踏み,その大罪を狩らんとした.

だが,それは誤りだった.かつて「世界の終わりに来る者」であったプリッシュは,今一度魔石を手に入れその身に男神を宿し,神として死ぬことによって,男神復活を永遠に阻止しようとしたのだった.そこに狩るべき罪は見いだせなかった.

Z「これから私は本国へと帰り,男神プロマシア,女神アルタナ,人の罪を包み隠さず女王に報告する」「そして,その罪を知りながら足掻こうとした人々の戦いを示し,ミルドリオン,プリッシュ,真龍の罪を否定する」

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Z「そして・・・,私は罪狩りの名を捨てるつもりだ」

それは,罪狩りの犯した罪に対する懺悔と贖罪の言葉だった.

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彼女は悩んでいた.「罪狩り」とは何なのか.

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Z「私が狩るべき罪とは,誰に対する罪だ? 私が与えるべき罰とは,誰のための罰だ?」

そう思い悩む  Z の心に,いつしか同じ言葉が繰り返されるようになった.

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Z「・・・『罪狩り』こそが罪を生む・・・.罪を『狩らぬ』選択肢もあると」

それは彼女たちの母の言葉だった.

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それは罪狩りとしては決して辿り着いてはならない呪わしい結論.

だが,Z はプロマシアと対峙することで,何ものにも揺るがない,己の心の奥底に眠る正義に気が付いたのだった.

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そして,罪狩り以外の生きる道を,彼女は自ら選び取ったのだった.

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本国に戻る彼女は別れの言葉を口にする.

Z「今度,会うときは,私を名で呼んでくれよ」

(ちょっと泣けた)

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Y「・・・なに,ぼーっとしてるのさ.いくよ,姉貴を見送りに」

X「・・・うん.姉さんは,ボクらの姉さんだもんね.それだけは永遠に変わらない」

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姉の言葉に茫然としていた二人は,姉の真っ直ぐな背中を追い,駆け出す.

それはもう見る事のできない,罪狩りたちの懐かしい光景そのものなのだった.

 

最初に会った時は,何を言っているのか意味が分からない暴力系の怖いお姉さん方だったが,居なくなってしまうと思うとなんだか寂しい.3 人構成はタルトリオと被るし,正直 Z だけで良いんじゃないの?と思っていたが(笑),これからの X と Y には Z の分も活躍して欲しい.

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関係者のその後をあらかた知り,最後にジュノへと戻る.

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ようやくエシャ様に会えるようだ.

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ウォ「これもすべて,おまえたちの動きがあってのことなんだろう? 心から礼を言う,ありがとう」

ツンからデレへ移行するにあたり距離感が掴めず真正面から礼を述べられない親衛隊隊長.少年か.頬を染めていたら完璧だったのだが(何が?)

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念のため,モンブロー先生の許へも寄ってみた.

二人はラブラブだから,これ以上は邪魔をしないでおこう(何が?)

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エシャ様はいつもの酒場に居るらしい.

彼女がここを良く指定するのは,何か理由があるのだろうか.永遠の命を授かった彼女の唯一の息抜きの場が,ここなのかも知れない.一見クールビューティだが,意外にもお酒に弱く,ナグモラーダに絡んでは二人の間に溝を作りまくっていたのかもしれない.当然ナグモラーダは酒が飲めない系で,いつもエシャ様の愚痴の聞き役に徹している.

そんな二人がもう見られないなんて寂しい(見られたとは言っていない).

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エシャ様は真龍との戦いから戻ったばかりで,神都アル・タユで何があったのかを全く知らないらしい.

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だが,ノホホンと妄想に花を咲かせている冒険者の間抜け面を見て,エシャ様は察したらしい.

冒険者たちの目的は成されたのだと.

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彼女にこれまでの事を話す.

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その話を聞き,エシャ様はイヴノイルとの過去を思い出す.

世界が楽園であった頃の記憶を持つイヴノイルが,女神を見たときのことを.

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「女神アルタナを見ている自分は,女神アルタナではありえない.ではいったい誰なのか」

(ん?? どういうこと??)

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疑問を持ったイヴノイルは人間を調べるようになり,人間の内に封じ込められた闇を知った.

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エシャ様「あのとき明星の巫女は『私たちは男神の子である』という結論に至ったのでしょう・・・」

(イヴノイルはなぜ「自分は女神の子である」とは思わず,(自分を含む)人間の事を調べようと思ったのだろう.何かの伏線なのかな・・・)

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思索に耽っている間にエシャ様の話は進んでいた.

エシャ様「しかしもちろん,すべてが終わったわけではありません」「母なるクリスタルを包み込んでいる『虚ろなる闇』はいまだに晴れてはおりません」

(「世界の終わりに来る者」と言う器を満たしていた「虚ろなる闇」は女神の涙によって循環へ還ったが,それ以外は手つかずな状況だ.そもそも人間が人間である限り,内に宿る闇が完全に消え去る事は無い)

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エシャ様は言う.

エシャ様一人では,目覚めたジラート人たちを打ち破ることはできなかったと.

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だが,「虚ろなる闇」と言う共通の敵が現れたいま,現世人も古代人も母なるクリスタルを守るものとして共に戦うべきだと.

エシャ様「そして私は,今までのように彼らを監視しながら,あなたがたが救ってくれた世界と人を見守っていきましょう」

それは・・・とても重たい決意のように冒険者には思えた.

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エシャ様「最後に,冒険者.忘れないでください」「あなたはどんな犠牲も出さずに,世界も人も救うことができたということを」

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エシャ様「そして勘違いをしないように」「そんな道は,いつでもあるわけではないのです」

その通りだった.プロマシアの復活阻止のために1 万年の時間をかけ,だが,自らの手ではその目的を達せず,目の前の冒険者によって為されてしまった彼女のその言葉は,あまりに重く冒険者には感じられた.

冒険者は理解していた.何人もの関係者がそれぞれの目的のために動き,互いの動きに翻弄され,ある者は思惑が外れ,ある者は大義を成せず,ある者は目的を見失い,誰もが考えの通りに事を運べずにいた.だが,結果として男神の復活は阻止された.なぜか.それを多くの人がそれを願ったからだった.では,なぜ願いが叶ったのか.

誰かの筋書きでもなく,何者かによるご都合主義でも無い.たまたまいくつもの条件が重なり成された結果.人はそれを奇跡と呼んでいた.そして,「そんな道は,いつでもあるわけではない」.彼女こそ,その無い道を 1 万年歩き続けてきた人物なのだった.

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永劫の命を持つ彼女は,死を願う男神と生を願う女神の終わりのない追いかけっこに,これからもその身を投じていくのだろう.かつては神だった人の存在に最も近しい彼女.だが,彼女はその永遠に耐えられるのだろうか.

エシャ様「またお会いしましょうね」「さようなら.ありがとう,冒険者

最後の別れの言葉はどこまでも優しく,彼女そのもののように簡潔で,故に冒険者の心に切なく響いた.

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エシャ様は「旅に役立ちそうなもの」を 3 種類用意してくれていた.

どれかひとつだけ選べるらしい.

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魔法系の指輪にするか,

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攻撃系の指輪にするか悩んだが,攻撃系の「ラジャスリング」にした.

うーーーーーーーーーーん.これで良かったのかな.しばらく後悔しそう(笑)