Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

アトルガンミッション21「千古の渦紋」

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ダレカタスケテ・・・と思わず天を仰ぐのだった。

 

エジワ蘿洞で盗賊キキルンに襲われたアフマウを助けるつもりが、ウィンダス大使の横やりによって、アフマウの「おたから」は大使の物に、アヴゼンはマムージャの物になってしまう。しかも大使は「あの街のさる会社」にも用があるとか。ああなぜこんなことになってしまったのか。あの二人が顔を合わせるなんて、地獄の釜の蓋が開く以外の何が起こり得よう。

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ミッションの説明文にも「とてもとても嫌な予感がする・・・」と書かれていた(笑)

そりゃそうだ。

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サラヒム・センチネルに足が向かないので、仕方がなく?公務に就く事にした。

そう言えば、「ルジャワン霊窟」以外のアサルトをチェックしていなかった。隣のカウンターに向かうとそこは「マムージャ兵訓練所」で、そう言えば少し?前にマムージャ監視哨への路も拓いていた。

手渡されたリストを除くと「皇国エージェント救出作戦」の文字。ルジャワンは「掃討作戦」だったから今度は趣の異なる任務のように思い、興味をそそられさっそく受注した。

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移送の幻灯でワープ、訓練所の封印を解いて、

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アサルトを開始する。

今回の任務はエージェント救出作戦。何をすればよいのか分からないが、まあどこかにエージェントが居るのでそれを救出すればよいのだろう(そのまんま)。マップを伺うに、どう見ても東にある 6 つの小部屋のどこかにエージェントが居そうだった。

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???「こちらスネーク、これより状況を開始する」

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ん-、敵に見つからないようにして人質を探せば良いのかな、

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と周囲を警戒しながら奥へ向かう。

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居た。

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相手に見つからないようにその行動を把握、視界から外れたタイミングで小部屋に忍び寄る。

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一つ目の小部屋は外れか・・・と思って道を戻ると、

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見つかった(笑)

ああああぁぁぁぁああああだからメタルギアムッチャ下手なんだってぇえええ!

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周辺の敵を呼ばれて大変な事になるかと思ったらそうでもなく、隠密行動と言う名の単なる散歩を再開する。

2 つ目の小部屋の奥には「ツボ」?にチェックポイントがあっていかにもアヤシイ。だが、入り口の扉が邪魔で進むことができず、

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ははーんなるほど看守からカギを奪取すればよいのか、と思って敵に殴りかかる。

が、何も落とさない。

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あっちこっちを彷徨い、

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カギを求めて手当たり次第に敵を倒す。

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カギが手に入らないので、いったん入り口方面まで戻ってみた。

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あっちこっち行ったり来たりしていたら「残り時間あと 5 分(地球時間)」のメッセージ。

ええええええ。

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どう考えてもこのポットがアヤシイのだが、扉の開け方が分からない。カギ? スイッチ? それ以外のトリガー??

その時、残り時間わずかのこの段階で、冒険者の中の何かがひらめく。

この扉、鉄枠と木枠でできてるぞ・・・。

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分かった、破壊すればいいんだ!と思って

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範囲 WS を撃つっっ!!

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何も起こらない。なにこれ。

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残り時間 1 分になり、誰も居なくなった迷宮内を何かを求めて走り回るの図。

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???「スネェェエエエエエエエクゥゥゥウウウウウウウウッッゥツ!!!!」

何これ全然分からないんですけど。

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またもアサルトでガッカリ気分を味わいトボトボと社に足を向けると、

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地獄絵図が繰り広げられていた。

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社長に相談もなく身分を偽って大使の「現地ガイド」を請け負うばかりか、エジワ蘿洞では大使を放ってぐーぐー寝る始末。

大使の口から明らかにされた冒険者の罪状に、社長はただただ「も、も、申しわけございませんっ!」と平謝りを繰り返していた。

アブ(社長が謝るなんて初めて聞きました・・・)

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あえて確認する必要もなさそうだったが、アブクーバ曰く、エジワ蘿洞での言葉通りウィンダスの大使さまが商談に来ているらしく、相当困った状況になっているようだった。

つまり、ナジャ社長の機嫌はすこぶる最悪だった。そして、その原因は冒険者にあった。半分は冤罪だけど。

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大使が持ち掛けた商談とは、傭兵の派遣らしい。社長はアブクーバに「水晶指向儀」を用いて傭兵を見繕うように指示を出す。

シャッチョー「わかってるだろうけど 冒険者だけは 候補から外すんだよっ」

(解雇される時にはせめて王冠を返して欲しい)

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アブクーバが傭兵を探す間、何とか大使を宥めすかす社長だったが、

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アブ「も、申し訳ございません」

と血相を変えたアブクーバがやってきて一瞬場が凍る。

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部屋の隅で相談を始める社長とアブクーバ。

どうやら候補の傭兵に難があるようだったが、「・・・本人も、社長の期待にぜひとも応えたいと思っているようですから」の一言で採用が決まる。

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そして現れたのは・・・ダダンッ!

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シャッチョー「猛虎のファルズンっ! で、ございま~すっ!!」

誰やねーーん。って社員が他にも居たんだ(笑)

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実に頼りなさ気に見えたファルズンだったが、一瞬の沈黙のあと、大使は「よござんす」と了解する。

悪魔「命知らずならそれだけで十分ですことよ?」「早速『ナバゴ処刑場』へ案内願いますわ!」

その一言に、ファルズンの顔は蒼白になる。

ファ「しょ・しょ・しょ、処刑場!?」

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一方、宮中では、

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アヴゼンの不在に気がついたアフマウが、人形を探して彷徨っていた。

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そんな姿を見かねた丞相は、

丞相「お前には、まだこのメネジンがいるではないか」「それに、あの人形は元はといえば・・・」「・・・いや、よそう」

(うーん気になる)

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当然納得がいかないアフマウは「まだ、マウの話は終わっていないわ!」と食い下がるが、丞相の「お前のわがままにつきあっている暇はない」と言う言葉に絶句する。

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マウ「わがまま!?」「マウが・・・?」「丞相なんか・・・だいっ嫌い!!!」

(うーん、ウィンダスでも似たような兄妹喧嘩を見た気が 笑)

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ラウバーン「・・・よろしいのですか?」

どこかへ去っていったアフマウに、丞相はなおも厳しい。

丞相「あれは母親に似て奔放に過ぎる・・・。これくらいがちょうどよい」

ラウバーン「確かに・・・。今後、あの表着を着ておられるときは我が不滅隊、いっそうの注意を払います」

(マウの装束は赤と白。そして前聖皇の人形であるアヴゼンとメネジンも赤と白。赤は聖皇妃を指すのだろう)

(ところで、現聖皇は女性だが、前聖皇は男性だったのだろうか、女性だったのだろうか。聖皇は代々女性が継ぐ・・・と言うことは? もう少し注意して物語を眺めたい)

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丞相がアフマウを中座させたのは、不滅隊員からの火急の要件があるからだった。

ラウ「アシュタリフ号並びに、ルザフのことでございますが・・・」「最近、妙な噂がナシュモに流れておるそうです」「トロールが都、ハルブーンに寄港している、と」

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更にアムナフが報告を継ぐ。

アム「ハルブーンにて『ケルベロス』を目撃した由・・・」

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アム「伝承によれば優秀な猟犬でもございます・・・」「冥界より逃亡せし亡者をどこまでも追跡し・・・喰い殺し・・・再び冥界へと戻す役目を担うという・・・」

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それらの報を聞いたラズファードは、場違いな笑みを浮かべる。

丞相「冥府の猟犬、過去の亡霊を乗せた幽霊船、そして冥路の騎士・・・」「フッ」「祝杯を挙げたいところだな」

我らの企てを阻もうと亡者たちが集結しているのならば、我らの大義が正しいことの証と言える。

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ならば、このまま前へ進むのみ。

丞相「監視を怠るなよ。ハルブーンのモブリン、ルザフのボロ戦艦、ウィンダスの似非大使、例の傭兵、そして・・・」「・・・陛下のな」

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その頃皇都では、壮絶な土下座がお披露目されていた(笑)

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猛虎のなんとかさん曰く、ナバゴ処刑場とは「トト、トロールのひしめく」「ハハハ、ハルブーン傭兵団領の中で」、「ママ、マグマの」「ニニニ、煮えたぎる裂け目を抜けた先で」「ケケケケ、ケルベロスまでいるとかなんとか・・・」いう場所らしい。

(意外にも早く正確に情報が伝わってるw)

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当然、ナジャ社長がその言い分を聞くはずもなく、

シャッチョー「冗談も休み休みにおしっ!」「あんたまでウチの看板に泥を塗る気かいっ!?」

と怒り心頭。

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そんな内輪揉めを見た大使は、当然「わたくし、他をあたりますわ」と言い、

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この機会を逃す訳にはいかない社長は、アブクーバにこう言わざるを得ない。

シャッチョー「誰でもいい。いますぐ、他の傭兵を連れてきなっ!」

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まあ当然そこには冒険者が居るわけで・・・。

といって「処刑場」に行っても、と言うか黒い悪魔と同道しても、これっぽっちも良いことが無いだろうから「No」と答えるしかないが、

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アブ「あれあれ? こんなところに冒険者さんが~」

と、見事にこの身を売られた(泣)

下っ端同士、そうせざるを得ないのは分かるけど。ひどい。

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悪魔「究極の選択とは、このことですわね」

シャッチョー「・・・。冒険者・・・ あんた、どの面さげて・・・」

針の筵とはこのことか。

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小一時間くらいの小言と嫌味は覚悟したが、意外な事に似非大使はこの選択を容認する。

悪魔「わたくし、もう一度だけこの者に機会を与えてあげますわ」(要はいざというときの、わたくしの盾役・・・)(目的地まで来られれば、キキルンだって・・・)「構いやしませんことよ! オホホホホ!」

全然意外な事じゃなかった。

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こうして、丸く収まっているようには全く思えないまま、大使からの傭兵派遣の依頼は決着した。

シャッチョー「・・・ま。クライアントが気にしないってんなら、あたいは構いやしないけど、ね」「さっさと支度して、ナバゴ処刑場に行ってきなっ!!」

んんんんん・・・。何がどう転んでも結局悪い方向に話が進むようにしか思えず、かといって「最終判断は社長ですよねっ!?」と言っても何かが変わるとも思えず、ただただ地に落ちた信頼を回復するためには前に進むしかないのだと思うしかない。

信頼を回復する必要があるのか無いのか、その一点だけが問題ではあったが。

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アブクーバには、「ファルズンさんの代わりを引き受けてくださって ありがとうございます!」と真顔で言われた。「クビも吹っ飛ばずにすみましたー」と晴れやかな彼の顔に、武神流秘奥義をたたき込みたい。

そもそもあのタイミングで最も社長の近くに居た社員は彼なのだから、彼が代わりに行くべきではなかろうか。ファルズンを選んだその責任を取って。もう遅いけど。

悪魔と処刑場への道行きなんて、まったくゾッとしない。先へ進むたびに更に深みにはまっていく、そんな最悪な気分をまたしても味わう。誰か助けて(笑)