Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

バストゥークミッション3-2「忘れられた鉱山にて」

目的がいまいち分からないのだった。

 

バスミッションの続き。

ところで、ミッションによってはスキップが可能なモノがあったりする。今回の「忘れられた鉱山にて」も確かソレで、前世では受注しなかった気がする。たぶん。明確な記憶が無いけど。

以前にも書いた通り、次のランクに上がるにはランクポイントを溜める必要があり、そのためにクリスタルをいくつも捧げるか繰り返しミッションを複数回クリアする事になる。

ナケナシの収入源とは言え前世でのクリスタルは貴重だったから、基本的にはミッションをクリアする方向でクゥダフ人形やらトカゲの卵やらを何度か集めたりした。

一方で、労力の割に合わないミッションも存在していて、今回のミッションはそんなタグイのモノなのだった。先に進んでいるLSメンバからアレコレの助言を受け、「んーじゃあやらなくて良いか」的に次のミッションへ進めていた気がする。主体性が無いにも程がある。

そんな前説をしてしまうと今回の日記の意義を見失いそうだが(笑)、前世での自分を反面教師にして、今世では物語をキチンと追おうと言うスタンスで臨んでいるので、ミッションは迷うことなく受ける事にした。

ところで物語とは全然関係ないが、たまたま周辺に居たNPCの一人に話しかけたら、なんとキャパシティポイントのボーナスが+200%にもなるリング、しかも2時間毎に永続的に使えるリングが交換できることを知った。

もちろん交換には対価が必要で、それにはディードと言うポイントが必要なのだが、(いまいちどうやって集めるのか分からないが、いつの間にか)手元に150ポイントほどあったので迷わず交換した。

これでジョブポ稼ぎが少し楽になる。

今回のミッションは「グスゲン鉱山」で見つかった「珍しい鉱石」を手に入れると言う内容なのだが、実際に入手した冒険者にその手順を確認すると、思った通り面倒くさい。

当時のLSメンバ、アドバイスありがとう(笑)

まず「野兎の肉」が必要と言うことで南グスタを彷徨うものの、

ウサギのウの字も見つからず、結局、ダングルフの涸れ谷へ向かう事になったのだが、

Oh...

ケン君の事は無視してウサギ狩り。

冒険者に拠れば、コレを鉱山の地下水にトレードするのだが、地下水の場所は何カ所かあるらしく、

何カ所=1つでは足りないのでは?とイヤな予感がするので、グルグルとウサギを探して計7つほど集めた。後から思ったけれど集めすぎた(笑)

ちなみにダングルフのウサギは、間欠泉のある小さな広場x2カ所、「トカゲの卵」を集めた広場のうち北側の1カ所、それらを繋ぐ通路、に居る。居ると言うか居た。こうなる事が分かっていれば卵集めの時に収集しておおいたのだが、行き当たりばったりにプレイしているので後から言っても詮が無い。

次はグスゲン鉱山を目指して、涸れ谷⇒南グスタ⇒北グスタを経由してコンシュタット高地に出る。鉱山は高地の東にある。

途中で NMタマネギ に出会ったのだが、珍しくアイテムをドロップした。

TPを吸収してくれる両手剣のようだ。

が、これまでの日記をご覧のとおり、低レベル帯では敵のTPが溜まっても大した技を発動しないので、装備レベル的にはあまり意味が無いように思えた。

店売りかなーと思いつつ金庫に一時保管した。

鉱山入り口。

野兎の肉が条件に無ければチョコボで来たものを、結局徒歩で来ることになった。口惜しい(笑)

と思って鉱山に入ると、入り口にワープ本があるじゃないですか。

つまり、涸れ谷から鉱山まで一気にワープできたと言うことで、これまでの徒歩の移動は何だったのかと余計に口惜しくなった(笑)

まあ前世ではすべて徒歩だったから、その時の苦労?を味わえた点で悪くはなかったけれど。NMタマネギに遭えたし。

地図を見ると、どうやら「この階層」には地下水が湧き出す泉が2カ所あるらしい。問題は「何カ所か」と言う表現が3カ所以上を指しているように思えることで、もしかしたら下層へ行く必要があるのかも知れない。

まあその時は先に進めば良いだけなので、とりあえず反時計周りに泉を巡る事にした。

グスゲン鉱山はかつて鉱山事故が発生した曰く付きの場所であり、至る所にガイコツが蔓延る因縁の場所だ。

入ってすぐの広場には低レベルのガイコツが、

少し奥へ進むとグールが居り、このグールもサポジョブ取得に必要なアイテム「呪われたサレコウベ」をドロップする。

にも拘らず前世では、「グスゲン鉱山のグールがドロップする」と言う噂はあったものの、誰もがバルクルム砂丘に出現するグールをターゲットにしていた。

理由としては単純で、サポジョブ取得に必要な3種類のアイテムがいずれも砂丘で手に入ったからだった。砂丘のグールは夜間にしか出現しないが、昼間はトンボやカニを狩って他のアイテムを集めれば良い。一方、グスゲン鉱山はサレコウベ以外が手に入らない(たぶん)。それに、この鉱山はサポジョブクエストが発生するセルビナから遠い。

結局、他2種を手にしつつサレコウベだけ手に入らない何人かがグスゲン鉱山を目指すことになるのだが、前世のLSメンバのうち、そのように対応した人は皆無だった。下手をすればリアル片道30分もかかる鉱山への遠征は、実に実に不評だった。そういう意味でも不遇な鉱山だった。

ただ、セルビナ周辺でのサレコウベ集めが良かったかと言うと、それはそれで何とも言い難く、夜間しか出現しないグールを巡るPT間の取り合いと低いドロップ率、ドロップしたとしても待っているロット勝負(サイコロを振って一番大きな目を出した人がゲットできる)と、入手までのハードルはいくつもあった。リアルラックだけが勝敗を分け、セルビナに何週間も釘付けになるLSメンバも居た。サポジョブ目当ての冒険者がひっきりなしに訪れるセルビナは、いつでもお祭り騒ぎだった。

取りあえず最初の泉に「野兎の肉」をトレードすると、

あれ? 正解引いちゃいました??

終 了 。

野兎の肉を大量に集めた意味が無かった(笑)

念のため? 反対側の泉に行ってみたが、

そもそもトレードすらできなかった。

マーキングが消えていなければ最初に正解へ行けたと言うことか。

ちなみに、グスゲン鉱山は事故の犠牲者の霊が至るところを彷徨っているのだが・・・赤い亡霊なんて悪趣味すぎる。ムッチャ怖い。

 

あと、泉を巡る際にグールを10~15匹くらい狩ったのだが、サレコウベはドロップしなかった。当時と変わらないドロップ率だとすると、いかにサポジョブクエストが冒険者を苦しめたのかが良く分かる。

もしかしたら、グスゲンとバルクルムではドロップ率が違うのかも知れないけれど。

「グロコライト」と言うその珍しい鉱石は、貴石と言われつつも、アイテム説明を見る限りでは貴重なモノには見えなかった。せめて「鈍い光沢」ではなく「鋭い光沢」だったら、指輪へ加工するなどの用途もあったのだろうに・・・。

守衛の反応もイマイチで、正直、このミッションが何を目的としていたのかが判然としない。

ベドーでのミッションと同じく、グスゲンで鉱石を入手できる程度の実力を持っているのか、冒険者を測るためのミッションだったのかもしれない。そう思うと、あの冒険者を含め、何もかもが仕組まれた儀式だったようにも見えてくる。

そんな事をつらつらと考えていたらフォルカーがやってきて、以前アイアンイーターがそうであったように「鉱山区のガルカの動揺」について守衛に様子を訪ねていた。

No.2?3?のガルカばかりか隊長も気にするほど「動揺」はセンシティブな話題のようで、話の中身が気になり耳をそばだてていると、

隊長「しかし、こんなときにザイドの奴は、何をしている・・・」

と、不意に隊長の口からザイドの名が出た。

隊長曰く「奴に帰ってもらわねば、この動揺もおさまらぬように思うのだが・・・」らしい。

彼がミスリル銃士隊のNo.2なりNo.3なりなのかは判らなかったが、ライオンと共に闇の王を追うザイドは、バストゥークミッションにも深く関わることになりそうだった。

なるほど、冒険者としてはこのミッションでザイドの名を知ることになるのか。

 

と言いつつ、正直、前世の私がこのミッションを受けたとして「ザイド?誰それ?」としかならなかっただろう事を思うと(笑)実に微妙なミッションで、当時のLSメンバは優秀だったと言う結論にならざるを得ない。

ありがとう、もう名前すら遠い過去に置いてきてしまった懐かしき顔ぶれたち。その思い出は今も胸の奥に燻って、望郷の念を思わせる淡く甘美な香りを、まだ微かに薫らせています。