バストゥークミッション7-1「完成品のイメージ」
ちょっと酷過ぎない!?と思うのだった。
そう言えば経験値倍増キャンペーン的なモノが終わり、フェイスゲットキャンペーンなるモノが始まっていた。
エミネンスポイントの交換アイテムにもいくつかが追加されていたので引き換えたが、「キング」とは誰ぞ?と思ったらキング・オブ・ハーツの事らしい。
アトルガンでは特命全権大使カラババの御付き=自由人?自由人形?として猛威を振るっていたが、水に濡れてぶっ壊れてもいた。呼び出すととんでもない事になりそうで、そっと封印した(笑)
クリスタルを捧げてランクポイントを上げ、
次のバスミッションを受けた。
シドがロ・メーヴの建築物の調査を行っているらしく、その協力依頼のようだ。
さっそくシドの許を訪れた。
ロ・メーヴもジラート文明の遺構だが、そこで使われている素材「サーメット」について研究を進めたいらしい。
何度かその名を聞いていたサーメットについて全く知識が無く、ヘルメットの親戚くらいに考えていたのだが(笑)、軽くググると次のようなモノらしい。
セラミック(ceramic)のように硬く、メタル(metal)のように粘り強いという意味で、2つを合わせてサーメット(cermet)と名付けられました。自然界には存在しない人工素材で、工具や機械部品などに広く使われています。
なるほどなるほど。
セラミックと言うと堅く脆いイメージなのだが、金属と合わせることでその柔軟性を取り込んだ素材なのだろうか。
シドからは「ロ・メーヴにて、特殊強化サーメットを見つけてきてくれ」と依頼を受けた。「特殊強化」なんて接頭辞が付くぐらいなので、きっと凄い素材に違いない(小並感)
ロ・メーヴへの行き方を忘れたので地図を見ながら思い出す(笑)
ロ・メーヴは、メリファト山地の北東から
聖地ジ・タへ向かい、更にその奥へ進んだ先にある。
ジュノからチョコボで移動しようかと思っていたが、地図を眺めていたら結構遠いな・・・・と思い至り、
ワープ本で移動することにした。弱い。
何処を探せば良いのか分からないので、とりあえず手近な涸れ泉をチェック。予想通りに何もなし。
周辺の調査に乗り出すが、Lv64青から見て少しレベルが高い。
とは言え「とてとて+」なので「経験値を稼ぎつつ探索すれば良いか」と思い戦闘をしかけるも、
せっかく?だから「花粉唱えたろ」と青魔法を詠唱したらロボたちがやってきて大変な事になった(笑) 忘れてた、魔法感知だった。
全滅しそうになったので逃げたw
積極的に戦ったことがないのでその特徴がイマイチ掴めず厄介だなーと思いつつ、とりあえずロボを1体ずつ挑発して
各個撃破しようとしたが、
「メルトダウン(自爆)」で全滅しそうになった(笑)
厄介だなー。
同じことを二度繰り返すの図。
当然「メルトダウン」はラーニングしないので(笑)やられ損。
イマイチだなーと思いながら傍にあった訓練本を覗くと、どうやら奥に居るウェポンたちはLv80相当らしい。そりゃ死ねる。つまり、ロ・メーヴの奥地はまだ適正ではないのだろう。
と言って入り口付近まで戻るのも大変そうなので、ワープ本を経由して聖地ジ・タに戻り、徐々にレベルを上げながらロ・メーヴを目指す事にした。
が、今度は敵のレベルが低すぎて経験値が入らない(笑)
おおぃぃぃぃいいいいいい。
仕方がないのでトボトボと徒歩でロ・メーヴに向かいながら
発見した何体かの NM とバトルをした。
何もドロップしなかった。イマイチだなー。
ロ・メーヴ再び。
遠くに建物が見え始めるこの演出は、どのゲームでも、いつ見ても、ワクワクする。
遺構の入り口にいたウェポンは「丁度よい」敵。いいじゃーん。
ただ、入り口周辺に居るこの NMウェポン は要注意。
名前の通りムチャクチャ硬くて全然倒せないので、絡まれたら逃げるしかない。何度かヤラカシているので憶えている。
NMウェポンに気を付けつつ、適度にバトルをしながら探索を始めた。
色々と技を受けつつ先へ進むも、
ラーニングする気配は全くなし。
うーむ、「花粉」は覚えたのでラーニングの手順としては間違っていないはず。ただ、きっと恐ろしく確率が低いとか、そもそも覚えない技だとか、色々理由はあるに違いない。
「花粉」を覚えたことで少し心の余裕もできたので(笑)、のんびりとラーニングすることにした。
結構な広範囲を探索し、夜が明けたあたりでようやくチェックポイントを見つけた。
近場に居たウェポンを排除して「???」を調べると・・・「嫌な気配がした・・・」。Lv65青。
ちょw 狭いところにデカいのが2体も現れて全然ターゲットできないんですけどwww、とアワアワする。
近くにロボが居るので青魔法は唱えられない。「花粉」しか使えないけど。
慎重に戦闘を進めるも、
ぎゃーーーーなんかきたーーーーーーーー(笑)
スクショを撮る余裕も無くゴーレム⇒ウェポンを倒し、
ヒーラーの残MP的には結構追い詰められながらも、
ゴーレムを撃破。
結構ギリギリだったが、ウェポンの乱入が無ければもう少し余裕があったかも知れない。
一応、念のため、万が一を考慮して、もしかしたら、何かラーニングしてないかと思ったけどダメだった。
で、まあそれは良いんだけど(良くないけど)、
・・・チェックポイントが無い。
え? もしかして「特殊強化サーメット」をドロップした?と鞄の中を覗いても、ログを見返しても、そんな様子はない。
は? え???
え?もしかしてバグ??と思って慌てて周囲を探るも何もなく、念のためネットで調べたら判った。
どうやら、このイベントのチェックポイントは定期的に移動するらしい。
仕方がないのでMGSアイテムを使用して探索を再開し、
一度確認したはずの場所で「???」を見つけた。
ゴーレムたちが再出現するかも?と警戒したが、何事もなく「特殊強化サーメット」を手に入れた。
それにしても、一度見つけたチェックポイントが移動するなんて酷くない? そりゃーウェポンもやってきて乱戦になってバトルに結構な時間がかかったけどさー。敵地のど真ん中でようやく見つけて、でも気が付けば無くなっているなんて酷い。せめて調べたら固定して欲しい。
と言う怒りをシドにぶつけようと思ったが、
その前に客人がやってきた。チッ。
大統領と喧嘩するたびにシドを頼っているのだろう、コーネリアがやってきた事にいつも通りの反応を示すシドだったが、今回はどうやら違うらしい。
コーネリア「実はね・・・さっきそこで、あるガルカの子供と会ったの」
それはグンパだった。
グンパ「おねえちゃんにちょっとお願いがあってね。もしいなかったら 誰に頼もうかと考えてたところだったんだ」
コーネリア「なあに? また変なお願いじゃないでしょうね? どうもあなたは信用ならないから・・・」
コーネリアはグンパに対して良い印象を抱いていないらしい。積極的にガルカと関わろうとするコーネリアは意識高い系生真面目女子なのだが、飄々としたグンパとはそりが合わないのだろう。
そう言う意味では、生真面目女子侍に対してそれなりに付き合っているナジ君は有能なのかもしれない。単にストレス発散の対象なだけかも知れないけれど。
グンパ「実はね・・・ウェライの消息を追ってほしいんだ」
転生の旅に出たウェライとは二度と会えない事は判っていつつ、なぜ何も言わずに出ていったのかについてグンパは納得できずに居た。
グンパ「で、おねえちゃんに頼めばなんとかなるかもと思って」
コーネリア「で、でも・・・そんなこと 私の力じゃどうしようも・・・」
グンパの提案に言い淀むコーネリアだったが、グンパはずけずけと反論する。
グンパ「何言ってんの? おねえちゃん、プレジデントの娘でしょ? だったらそれぐらい頼めばなんとか・・・」
コーネリア「どうしてそれを!?」
驚きを隠せないコーネリアに、むしろ意外そうな顔をしてグンパは答える。
グンパ「まさか気づいてないなんて思ってたの? そう思ってんの、おねえちゃんだけだよ。みんな知ってるって」
コーネリア「でも、だからってそんな自分の立場を利用するなんてこと、できるわけないでしょう!?」
ずけずけと言うグンパに腹を立てたコーネリアは、思わず反論する。
グンパ「どうして? いつも言ってたじゃないの? ガルカのみんなの力になりたいって・・・」
コーネリア「グンパ!! そんな言い方ないでしょう!?」
グンパの正論に感情で返すしかないコーネリア。
グンパ「そんなのただの自己満足だよ」
更に追い打ちをかけるグンパだったが、
グンパ「自分に与えられた力を 使わないのは、ただの・・・逃げ・・・」
急に神妙な顔つきになったグンパは、何かに気が付いた様子で自分の言葉を反芻する。
コーネリア「何!? 言いたいことがあるのなら言いなさいよ!」
グンパ「ごめん・・・つい言い過ぎた。ボクが言えた義理じゃないよね。今言ったことは 忘れて・・・」
わざわざ彼女を待ち構えてたにも関わらず、グンパは「自分でもなんとかしてみるよ」と言ってその場を去るのだった。
コーネリア「アイツ、いっつも勝手なこと言って!!」
怒り冷めやらぬコーネリアからとばっちりを受けるシド。
グンパの件について誰にも相談していないと言うコーネリアに、シドは
シド「ただの技術者のわしにはどうするのが 一番良い選択なのかはわからん」「ただな・・・」
と前置きしながら昔話を始めた。
古い家屋の多かったバストゥークの一画で大規模な火災が起きた。が、同時のバストゥークは復興予算をあまり割けずにいた。
案は2つあった。
寄付に頼り復興する方法と、利権を餌に商人たちに出資させる方法。
シド「どっちが正しいと思う?」
そう問いかけるシドに、生真面目なコーネリアはおずおずと答える。
コーネリア「それは、人々の浄財を募った方が・・・」
当時の大統領もその案を採用したが、半年以上経っても復興は進まず、被害者の救済は後手に回った。結局現大統領が唱えた後者の案が採用され、その区域は復興を遂げた。
シド「人は時々、本来の目的、完成品のイメージを 見失う。そのパーツの選定時においてな」「おまえにとっての 完成品のイメージを忘れるな、コーネリア。そしてそれはおまえが決めることだ」
シドの言いたい事がどこまで伝わったのだろうか。先ほどまでの怒りは鳴りを潜め、何かを深く考え込みながらコーネリアは部屋を後にした。
シド「待たせて悪かったな」
説教じみた話を少し気恥ずかしく思ったのだろう、シドは冗談を交えつつ冒険者に別れを告げた。
シド「この特殊強化サーメットを 『完成品』をイメージするための 手助けにするとしよう」
なるほど、シドが大統領をその立場に推したのは先を見据える目を持っていたからなのか。
以前の鉱山事故の話も、事故を起こした鉱山を捨て別の鉱山の開発に力を注いだ事で、最終的には鉱山労働者の生活を守りバスの経済力も保てたに違いない。
とすると、コーネリアがこの事態をどう判断するのかが気になる。素直に父へ相談してくれれば解決策も見いだせそうな気もするが・・・。